少年四景 のバックアップ差分(No.66)


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*少年四景 [#r6d46556]
-''原作・イラスト:'' [[小野塚カホリ]]
-''キャスト:''
''僕は天使ぢゃないよ。:'' (セキ) [[三木眞一郎]]×[[緑川光]] (ポチ)/ [[緑川光]]×[[三木眞一郎]] / [[佐藤晴男]] (パパ)/ [[吉田裕秋]] (男A)/ [[中野大樹]] (男B)/ [[前川建志]] (男C)/ [[松木伸仁]] (男D)/ [[大塚智則]] (男E)/ [[新井里美]] (女子A)/ [[桜川朝恵]] (女子B)
''花:'' (透) [[森川智之]]×[[櫻井孝宏]] (旭)/ [[利田優子]] (透の母親)/ [[佐藤晴男]] (旭の祖父)/ [[斉藤恵理]] (雑炊食堂の女房)
''LOGOS:'' (橘) [[成田剣]]×[[岸尾大輔]] (縹、田島)/ [[サエキトモ]] (子供時代の橘)/ [[木下沙華]] (子供時代の縹)/ [[吉田裕秋]] (車の男)/ [[高森奈緒]] (宿の人)
''セルロイドパラダイス:'' (男) [[堀内賢雄]]×[[神谷浩史]] (アツ)/ [[サエキトモ]] (アツの姉)/ [[岸尾大輔]] (田島)/ [[高森奈緒]] (女性客)/ [[桜川朝恵]] (子供)/ [[吉田裕秋]] (男性店員)
-''発売日:'' 2003年10月24日    3,990 円
-''収録時間:'' 60分23秒 + 55分57秒 (2枚組)   トークあり
-''発売元:'' マリン・エンタテイメントMMCC-3036 ルボー・サウンドコレクション / マガジンマガジンジュネコミックスピアス
-''脚本監修:'' [[小野塚カホリ]] ''マスタリング:'' Hi-Brite
-''演出:'' [[亀山俊樹]] ''ミキサー:'' 熊倉亨 ''効果:'' 高梨絵美(ena) ''音楽:'' 高瀬ゆい
-''録音スタジオ:'' OPレクイエムスタジオ ''録音制作:'' オムニバスプロモーション
//-''関連:''
-''関連画像(Amazon.co.jp)''
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**感想 [#d3c9fd47]
-[[神谷浩史]]さん初受作品。
-小野塚カホリ原作のボーイズラブ名作の感動が、ドラマCDで甦る……!!  中でも高い人気を誇る『LOGOS』『セルロイドパラダイス』『花』『僕は天使ぢゃないよ。』を豪華キャストによりドラマCD化。オノヅッカファン必聴の一枚。オノヅッカワールド初心者の方の入門編としても最適! 切なさに酔いたい秋の夜長に、是非お聴きください。(ボーナストラックの対談集は主演キャスト達のウラ話が満載!) 
-フリト三木×緑川組、森川×櫻井組で約13分、成田×岸尾組、堀内×神谷組で15分半弱。
-青春モノ高校生 三木・緑川はリバありです。
-「花」は、終戦間近の日本が舞台。脚が不自由で心がすさんだ青年役の森川さんと、ドイツ人との混血青年役の櫻井さんの哀しい物語です。
-どれも切なく退廃的な雰囲気のお話です。原作では「僕は天使…」が一番好きでしたが、CDドラマでは、向こう見ずな少年を演じる神谷さんの演技が素晴らしく、「セルロイドパラダイス」が一番のお気に入りになりました。モノローグと台詞の、微妙なトーンの差など、聞き応えがあります。全体的に原作にほぼ忠実な作りなので、原作ファンにもオススメできる仕上がりで、劇伴のセンスの良さもポイント高いと思いました。
-神谷の神演技に注目
-成田さんが高校生でした。びっくり。
-小野塚さんファンの自分としてはあの世界をドラマで表現するのは無理だと思ってたけど、良かったと思う。キャストの皆さん頑張ってた。オノヅカワールドは漫画でしか出せないんだなというのも正直な感想だけど、ドラマでここまで仕上がっているとは。小野塚作品は原作を読んでしまうとどうしても自分なりに世界ができてしまうので、原作を読んでない人が聴いてどう感じるのか興味ある。個人的に原作が好きなだけあって他作品と同じように評価できないが、ドラマCDとしてはすごく雰囲気のある、単なるBLでは収まりきらない素晴らしい作品になっていると思う。内容は重くて深いです。あと↑のコメントの通り、神谷が神。ドラマじゃ泣かんだろうなと思ってたのに、泣きのシーンでうっかり泣いた。原作読んでも泣かなかったのに。逆に原作が一番好きなROGOSは原作読んだとき泣いたけど、ドラマでは泣かなかった。ラストのシーンは画がないと難しい。しーかしまぁ、成田さん、ところどころおっさんなんですけど…成田さん好きだからいいけどさぁ…。キャストの中では櫻井が一番好きなんだけど、神谷の演技に全て持っていかれた。 
-DISC.1対談二景・三木さん×緑川。森川さん×櫻井さん。DISC.2対談二景・成田さん×岸尾さん。堀内さん×神谷さん。
- どう考えても、どう聞いても成田さんの15歳は無理。岸尾の15歳でもぎりぎりなのに… --  &new{2008-02-08 (金) 21:47:48};
- 自分も神谷さんの泣きシーンでぐっときた。原作を読んだ時はさらっと流せたのにびっくり。メイン8人の中で1番違和感のないキャラだったってのもあるかな。 --  &new{2008-02-08 (金) 22:12:05};
- 森川×櫻井の話はドラマCDとしては成り立ってるけど、原作のキャラを知ってる自分には違和感だった。攻めが落ち着きすぎてる感じ。 --  &new{2008-02-08 (金) 22:15:24};
- 原作が好き過ぎるのでやっぱりCDには違和感が残る。でもとても珍しい緑川×三木が聴けただけで満足したw  --  &new{2008-02-09 (土) 01:15:46};
- 成田さん15歳。確かに無理はあるけど、かなり良かったと思う。聞いてるうちに、こういう15歳いることはいるなぁ・・と思えた。どの話もその世界にひきこませられるほど良い出来でした。 --  &new{2008-03-17 (月) 05:03:48};
- 各声優さんのファンなら聞いてみて損はないです。神谷さんも良かったですが、個人的には「僕は天使…」の三木さんが素晴らしかったと思います。高校生なのに、暴力的で。暴力的なのにちゃんと若くて。 --  &new{2008-05-22 (木) 10:43:13};
- 緑川×三木で全て持っていかれましたw --  &new{2008-06-02 (月) 06:45:27};
- 僕は天使じゃないよ。が最高でした。小野塚さんの温度の低い感じの男の子を緑川さんがすごく上手に演じてた。三木さんを攻められてよかったね! --  &new{2008-06-15 (日) 20:35:09};
- 神谷さんが初受けと思えないくらい素晴らしかった! --  &new{2008-10-09 (木) 15:03:32};
- 原作未読。演出がとてもよくされている。聞いていて話の中に引きづり込まれた。こんなに作品自体が雰囲気を持ってる作品を聞いたのはこれが初めてでした。 --  &new{2008-10-28 (火) 19:57:18};
-「花」と「セルロイドパラダイス」の原作の大ファンですが、声優さんの演技に圧倒されてしまいました。原作を読んだ時の感動をもう一度味わうことができる、BLでありながら良質なドラマCDだと思います。BGMもSEもイメージにピッタリ!特に上記二作品は大好きです。 --  &new{2008-12-03 (水) 13:00:55};
- 原作未読。とても気に入りました。オムニバス形式ですが、もの足りなさを感じることはなく聴き応えのあるドラマCDでした。私も↑の方と同じで「花」と「セルロイドパラダイス」が特に気に入りました!…でも4話とも良く出来てますよ。BGMが作品の世界観に合っていて素敵。 --  &new{2008-12-04 (木) 15:01:55};
- 結構どの話も暴力的な描写があったり、作品全体から死のにおいがプンプンするような重い話だと思うんだけど、不思議と気が滅入るようなこともなく、むしろ声優さん達の真剣な演技に聴き入ってしまいました。上で他の方もおっしゃっていますが、「文学的」という言葉がまさにピッタリくる作品。櫻井さんのモノローグがお上手だなぁと思いました。岸尾さんの声も割と落ち着いたトーンで耳に心地良い感じ。良作でした。 --  &new{2008-12-05 (金) 04:23:15};
- 「LOGOS」と「セルロイドパラダイス」はロードムービーっぽい雰囲気があるなぁと思いました。4話とも良かったです。 --  &new{2008-12-23 (火) 19:12:44};
- 『ぼくは天使ぢゃないよ。』が一番好き!主演のお二人の演技がもう素晴らしくて、濃ゆーい脚本に負けてないと思った。三木さんの声は不良のロッ●オンという感じで、緑川さんは地に足付いてないフワフワした感じ。原作知らずに聞いても頭にすんなり入ってくるのはさすがだと思う。 --  &new{2009-01-18 (日) 12:31:31};
- 原作未読。構成力が素晴らしい。重苦しい内容ながらも嫌な後味が全然残らない。「これは原作を読まねば!」という気になりました。 --  &new{2009-02-21 (土) 22:54:41};
- どれもクセのある作品で、原作未読の私は少々戸惑いを感じました。が、重い割には重くなりすぎない構成、演者さんの才能、良BGM。原作の雰囲気を活かそうとしているのが判ります。エロだけじゃない、しっかりした物語も堪能したい人にお勧め。個人的には緑川氏の退廃的な少年の表現に脱帽。さすがです。 --  &new{2009-03-24 (火) 16:28:54};
- 緑川さんのつかみどころのない少年演技には↑と同じく本当に脱帽。櫻井さんのモノローグも淡白で想像力をかきたたせられる。原作でも一番人気だった「LOGOS」は岸尾さんの最後のモノローグは涙なしでは聞けなかった。事の深刻さにとまどい現実においつけない15歳の少年をリアルに感じた。かわいいとか通り越して聞き入ってしまう。ただ15歳の成田さんは無理が・・。「セルロイドパラダイス」は話が好きになれないが、みがってな男を演じる堀内さんの独白はなにかくるものがあった。物語は内容が濃くすべて良作(好き嫌いはあっても)。どれも昨今のBLらしくないドラマがあり、かなりオススメ。BGMも作品にあっててとてもいい。 --  &new{2009-04-12 (日) 01:06:27};
- どちらかといえば軽い内容の話が好まれるBL界で、こういう重いテーマの良さがもっと受け入れられればなあと思う。成田さんの15才役は、森川さんがよくおっしゃっている「こういう声質が欲しいからと思っているから年齢はあまり考えていない」というコメントがぴったりな気がします。全部が全部それぞれいい話。 --  &new{2009-04-17 (金) 18:25:12};
- 小野塚さんの世界感を壊さずきちんと創ってあってとても満足です。 神谷さんの泣きの演技は本当に素晴らしいですね。 --  &new{2009-04-28 (火) 12:56:11};
- ほめコメントが多いので聞いてみたのですが自分的には退屈でした・・。シリアスな話も好きだし、昭和のレトロな舞台も問題ないのに。自分が原作未読なので、原作好きな人向けなのかもしれません。 --  &new{2009-06-07 (日) 13:11:27};
- もともと、櫻井さんと緑川さんが気になって聴いてみたが、見事に神谷さんに持っていかれた。神谷さんは妖艶な役どころが個人的に好みではあるが、「セルロイドパラダイス」の主人公のような虚脱系の体温低そうな少年役の演技も殊のほか光る方だと思った。賢雄さん演ずる男のどことなく虚無の気配を感じさせるポップな誘拐犯も突き抜けていて素晴らしかった。誘拐、強姦、という凶悪犯罪を描いているのに、背徳感とか悲壮感を感じさせないお二人の演技力に脱帽。あ、もちろん他の作品もそれぞれ佳作です。 --  &new{2009-07-31 (金) 19:24:20};
- 「花」のコンビはやっぱ鉄板。流石の演技力でどんなシチュエーションでも演じ分けられるお二方に脱帽した。櫻井さん演じる旭の何もかもを受け入れているようで、心までは屈していない青年の頑なな感じが切なかった。森川さんは、下品な言動をしていても品の良さがにじみ出る青年役を好演されている。戦時中という特異な時代背景と、破滅に向かわざるを得ない青年の心理とが相俟ってラストは切ない。何度も聴き返したくなる作品。 --  &new{2009-08-12 (水) 21:14:15};
- 10年前に読んだときはポチの良さがま~~ったく解らなかったし、完全に流していたような気がするのに、ポチ萌え。緑川さんのポチにやられたのか、自分が歳を喰ったからか。歳を喰えば喰うほどじわじわくる物語だと思う。そしてBGM、かなり良いです。全体的に丁寧な作りで、良作です。深夜少年作ってくれないかなぁ。 --  &new{2009-08-21 (金) 22:05:06};
- フリートークが面白かった --  &new{2009-10-10 (土) 03:51:10};
- 「花」が一番好きですね。森川さん×櫻井さんコンビは本当最高です。神谷さんも初受けとは思えないくらい素晴らしい演技でした。フリトもよかった。 --  &new{2009-11-10 (火) 02:44:25};
- どのお話も余韻の残る終わり方で、何度か聴いて登場人物の言葉の向こう側に在る感情を想像してみたい作品です。最終的なテーマはさておき、全編通して厭世的(投げやり?)な雰囲気を纏っている登場人物達のお話なので、好き嫌いが分かれるとは思いますが、ラブラブご都合主義BLドリームに食傷気味の方にはお勧め出来る作品だと思います。トークになると、堀内さんの面白さが炸裂します。 --  &new{2009-11-13 (金) 23:45:43};
- 小野塚カホリ作品は苦手なのですが、音声ドラマ化によって原作のアクが抜け自分にはCDの方が楽しめました、ストーリーテラーとしては秀逸だと思うので他の作品もCD化して欲しいところです。 --  &new{2009-11-22 (日) 14:41:33};
- 小野塚カホリ作品は絵柄とクドさがやや苦手なのですが、音声ドラマ化によって原作のアクが抜け自分にはCDの方が楽しめました、ストーリーテラーとしては秀逸だと思うので他の作品もCD化して欲しいところです。 --  &new{2009-11-22 (日) 14:41:33};
- 原作者の雰囲気は嫌いじゃないけどたぶんちょっと苦手ということで未読。でも聴いてみたら苦手じゃなくてどれも好みだった。 全編、「気だるげ(by成田さん)」です。うっすらとアングラ漂う感じで、日本の現代史が好きなら45年終戦、70年代安田講堂などの単語が響くかもしれません。エロいシーンは随所に散りばめられています。 わたしは成田さんの10代半ば、いいと思います。声の高さなどは真似できなくても、ちゃんと「そう聴こえる」演技でした。 フリトで成田さんが「70年代というのが想像を掻き立てられて気に入った」とコメント。やっぱりひっかかったのですね。本編から伝わってきました。当時を回顧する雰囲気に、心なしかフリトも静か。なんだか成田さんのことばかり書いてる気がしますが、特筆したいことだったので。もちろんほかのキャスト陣も最高でした。苦手かもと思う方は、他作品との合間にでもいかがでしょうか。この独特さはBLというジャンルだからできたCDだと思うので、おすすめしたい。 --  &new{2010-01-16 (土) 21:34:43};
- 全編ノスタルジックで刹那的な印象。唯一『僕は天使ぢゃないよ。』に明るいハッピーエンドが見えるものの、幸せの形はそれぞれなのだな。成田さんブラボー!キャラの年齢云々ではなく、あのキャラは --  &new{2010-02-18 (木) 17:00:32};
- 全編ノスタルジックで刹那的な印象。唯一『僕は天使ぢゃないよ。』に明るいハッピーエンドが見えるものの、幸せの形はそれぞれなのだな。成田さんブラボー!キャラの年齢云々ではなく、強引で不安定で刹那的なキャラはこれで良かったんじゃないかと。原作を知らないからすんなり聴けたんだと思うけれど。どの話も短いながらとても良く纏まっていて、しかもちゃんと完結しているのがすごいと思う。この後も聴きたい!ではなく、聴いた後溜息が出るような作品。死や病を臭わせつつ直接的な言葉をあまり使っていないので、自分の想像力できれいにも切なくも処理できる。聴き終えた後空を見上げたくなるような作品達だった。 --  &new{2010-02-18 (木) 17:12:27};

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