影の館2 ―影の書― のバックアップソース(No.11)

*影の館2 ―影の書― [#aa2863db]
-''原作・脚本・総監修:'' [[吉原理恵子]]  ''イラスト:'' なし
-''キャスト:'' (ミカエル) [[三木眞一郎]]×[[緑川光]] (ルシファー)/ [[遊佐浩二]] (ラファエル)/ [[大川透]] (ガブリエル)/ [[相沢正輝]] (サンダルフォン)/ [[真殿光昭]] (ナタナエル)/ [[千葉進歩]] (アシタロテ)/ [[山口勝平]] (ベルゼブル)/ [[下和田裕貴]] (ベリアル)/ [[青木まこと]] (アポルオン)/ [[山中真尋]] (ギリアン)/ [[長門三照]] (シャヘル1)/ [[高橋秀]] (シャヘル2)/ [[大川透]] (ナレーション)
-''発売日:'' 2005年12月15日  3,360円
-''収録時間:'' 64分02秒  トークなし 
-''発売元:'' mee-Maker MMCD-0512 / メーメイカー自主制作CD / 特製ケース仕様
-''ブックレット:'' 書き下ろしショート小説 「甘い毒」 9P収録
-''演出:'' [[阿部信行]]  ''録音・効果:'' 佐藤敦  ''音楽:'' 宮澤謙
-''スタジオ:'' スタジオインスパイア  ''制作協力:'' インターコミュニケーションズ
-''関連:'' 
--[[影の館1 ―光の書―]]
--[[影の館3 暗闇の封印? ―邂逅の章―]]
--[[影の館4 暗闇の封印II ―黎明の章―]]
-''関連画像(Amazon.co.jp)''
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**感想 [#u1148400]
-ミカエルのシャヘル、となったルシファー。メインの舞台は、主人が自分のもとを訪れてくれることをひたすら待つ、シャヘル達の住む、「影の館」に。シャヘルとなったルシファーも、勿論、そこの住人ではあるけど、「天使長」だったこと、などもあり、ルシファーは特別な存在。「聖蜜」を求めて、主人がシャヘルのもとを訪れるのは、蜜月の時。そんな中、蜜月に関係なく、ミカエルは足繁くルシファーのもとに、通っていて。主人との逢瀬をひたすら待つしかないシャヘルたちの、嫉妬と羨望の的。その「影の館」で、シャヘル同士が情死する、という事件も起き...。 
-天上界第五天、マホン。光と闇を隔てる時空の流れの中に「シャヘルの館」はある。そこには、聖蜜を肌に香らせ、我が主人との蜜月の逢瀬をただひたすらに待ち侘びる堕天使[シャヘル]たちの怠惰なため息が淀んでいる。天上界最強の闘士であるミカエルによって「シャヘル」へと堕天させられてしまった天使長ルシファーの存在は、そんなシャヘルたちにとっては異質であり畏怖であり、そして二夜と置かずに通い詰めるミカエルに身も心も愛される唯一の《器》として、嫉妬と羨望の象徴でもあった。そんなとき、シャヘル同士の情死という前代未聞の事件が勃発し、館に衝撃が走る。それでも孤高の沈黙を解かないルシファーにシャヘルたちは激情するが、逆に、為すべきこともしないでただ求めるだけでは何も叶わないものだと諭されて初めて、ルシファーの心情を理解する。そんなルシファーに、マホンの支配者であるサンダルファンは館を統べる君主になるよう提言するが、ミカエルとの新たな軋轢を恐れてルシファーは拒絶する。そして。ミカエルとルシファーが淫らにまぐわい合うことに嫉妬した神は、ついに激怒の雷光[いかずち]を振り下ろして館を抉り潰し、ルシファーの魂を封じて下界へと流してしまうのだった。
-ブックレットに吉原先生の書き下ろしショート・ストーリーが入ります。
-STORYがしっかりとしている。重苦しくても面白い。
- 三木さん、緑川さんの演技に圧倒されます。絡みのシーンはかなり長くて壮絶に色っぽいです。しかしなんといってもシャヘルの一人を演じた山口さん!最後の顛末を語る悲壮な演技は、鳥肌ものでした。 --  &new{2008-03-12 (水) 20:41:29};

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