夜叉鬼想伝 のバックアップソース(No.12)

*夜叉鬼想伝 [#hd133991]
-''原作・イラスト:'' [[中川勝海]]
-''キャスト:'' [[藤田淑子]] (藤峰)/ [[塩沢兼人]] (夜叉(薫衣の君)/ [[速水奨]] (焔)/ [[勝生真沙子]] (穂津実)/ [[田中秀幸]] (陽光帝)/ [[堀越真己]] / [[小林優子]] / [[森利也]] / [[江沢昌子]] / [[堀本等]] / [[沢田敏子]]
-''発売日:'' 1993年02月01日    3,000 円(2,913円:税抜)
-''収録時間:'' --分--秒    トークなし
-''発売元:'' ムービック M-009 パッツィCDコレクション3 ブックタイプ PATSY CD COLLECTION CDブック / 青磁ビブロスPATSY COMICS / カセット版もあり(1993/02)
-''脚色:'' [[渡辺誓子]] ''音楽:'' 伊藤信雄
//-''関連:''
-''関連画像(Amazon.co.jp)''
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**感想 [#n7db0091]
-時は平安--京の都は争いもなく平穏の様相を呈している。今上陽泉帝の第一皇子である藤峰は幼き頃より病に伏し、吉野にて療養生活を送っていた。元服も出来ず、春宮の座は第二皇子に奪われ、院の訪れも年に数回・・・そのような境遇においても藤峰の笑顔は供の者を魅了していた。そんなある日、藤峰は山の中で人と出会う。碧い瞳に銀の髪、薫衣の香を漂わせるその人の名は、夜叉--。
-平安の世。今上陽泉帝の第一皇子、藤峰(藤田淑子)は病身ゆえに療養生活を送っていた。慰めは夢の中で夜叉(塩沢兼人)と逢う事。そして現で夜叉と逢う。たがいを求める二人。しかし夜叉は血を啜り肉を喰らう鬼であった。(27号目録、原文まま)
-ドラマとして堪能できる作品です。藤峰(藤田淑子さん)が素晴らしいです。塩沢夜叉もおおらかに藤峰を受け止めます。
-原作自体が黎明期作品なので場面を見失う可能性あり。流れをなぞって置く事をお勧めします。ビブロス版の2巻の1/3位までがCD化、美青(少)年役を女性が演じる事等からしても古さは否めません。初出は91年夜叉鬼想-香戀歌-、青磁ビブロス3巻→(ASUKA97年12月号→ミステリーDX)赤印のアスカコミックス。4巻に薫衣の君役が原作者の憧れの方であったとか訃報に寄せてのコメントが掲載されていますので、この辺りも当時の追加情報として興味深い所でしょう。
-藤峰♂ですが女性の声を作らないままで演じられています。ナレも女性です。物語としては美しく仕上がっています、が、女性ボイス苦手な人は注意。女々しく妬んだり嫉妬したりが許せる人向き。ボーイズとしてではなく一般作(レディコミ・昼ドラ)の伝奇ロマンスとして聴く方が良いでしょう。BGMも耽美な歴史和物の雰囲気があり、美しい国風文化と塩沢さん速水さん主従目当ての人はお試しを。

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