瞳をすまして のバックアップソース(No.16)

*瞳をすまして [#bda9ebb2]
-''原作:'' [[杏野朝水]]          ''イラスト:''[[やまがたさとみ]]
-''キャスト:'' (本多滋人)[[中村悠一]]×[[福山潤]] (牧野登和)/ [[緑川光]] (牧野輝)/ [[花輪英司]] (武士)/ [[堀江一眞]] (セイ・同級生)/ [[桐山ゆみ]] (登和の母)/ [[里卓哉]] (登和の父・飲み屋店員)/ [[山中真尋]] (手話サークルの会長・先輩A・モデルA)/ [[徳本恭敏]] (モデルB)/ [[亀岡真美]] (滋人の元彼女・先輩B)/ [[里郁美]] (先輩C)/ [[高橋まゆこ]] (先輩D・スタッフA )/ [[許綾香]] (先輩E・スタッフB) 
-''発売日:'' 2009年06月28日       5,000 円 
-''収録時間:'' 78分51秒+78分59秒 2枚組 トークなし
-''予約購入特典:''フリートークCD(福山・中村・花輪、福山・緑川の巻末トーク 13分11秒 & 福山・中村の特典用フリートーク 23分47秒) 
-''発売元:'' Atis collection ATIS-041 / 幻冬舎コミックス リンクスロマンス刊
-''脚本:'' [[鈴木昌子]] 
-''演出・プロデュース:'' [[阿部信行]] ''録音スタジオ・音響制作協力:'' ディオス''音響制作:'' オンリード
//-''ブックレット:''
//-''関連:''
-''関連画像''
&ref(画像/hitomiwosumasite.jpg,nolink,around,瞳をすまして); [[©Atis collection>http://atis.cc/]]
**感想 [#z12ff828]
-聴覚障害のため、音が聴こえない大学生の牧野登和。過保護な兄と優しい友人に守られる日々を送っていたある日、モデルをしている本多滋人と知り合う。明るく社交的な滋人と過ごす時間は楽しく、彼の存在が、登和の中で次第に大きくなっていった。一方で滋人が自分に構うのは同情ではないかという不安を抱くようになる。滋人への恋心を自覚した登和は、誰にでも優しい彼の「特別」にはなれない 現実に心が痛み、距離を置こうと決意するが…。
- 原作未読ですが、この設定。お二人の演技がとても気になったので購入しました。登場キャラクターの感情移入できるのであれば、とても良作だと思います。設定が設定だけにモノローグ量が多いですが、時間のある時にゆっくりと聴くのをお勧めします。流して聴かない方がいいと思います。 --  &new{2009-07-01 (水) 02:02:55};
- 原作既読。原作未読で聴いた方が楽しめたかもしれません。生まれつき耳の聞こえない主人公、随分難しい方向にチャレンジするな~と思っていましたが、やはり非常にきわどい挑戦だったのではと思わされます。手話、携帯、ノートに手書きの文字でコミュニケーションが交わされる為に普通の会話とは違ってより一層の想像力が試されるかと思いきや、主人公の詳細かつ膨大なモノローグに返り討ちにされるような感覚に見舞われて困惑至極。私だけかも知れませんが、非常にストレスを感じてしまいました。聴き手の想像力を信用してもらってモノローグはもっと削ってシェイプアップした脚本のほうが楽しめたような気がします。あまりにも詳細に語られるモノローグのせいで、本来健気でかわいい筈の登和が「この子、なんかうざいかも…」と思えてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいに…。キャストは難しい作品に果敢に挑んでくださっていて素晴らしかったと思いますが、それだけにちょっと残念な気持ちが残りました。新しい挑戦ではあったと思いますが、やはり難しいものは難しいという感じ。福山さんには本当にお疲れさまでしたと言いたいです。 --  &new{2009-07-01 (水) 21:38:27};
- 原作未読なんですが、豪華キャストに見合うほどの話かな、と正直思ってしまいました。BLにこんな突っ込みはどうかと思いますが、いろいろドリーム入りすぎていて、ちょっと引きました。何の山もなく終わった感じ。 --  &new{2009-07-02 (木) 15:04:14};
- 原作未読。キャストお2人の声が大好きな自分は、可憐な福山さんと優しい中村さんの声がたっぷり聞けて大満足でした。インディーズ製作の「雰囲気を楽しむ映画」みたいな感じでしょうか。手話や筆談部分を音で表す際の微妙なテンポが、2枚組分の時間を取った事で丁寧に表現されているなと感じました。私は良作だと思います。 --  &new{2009-07-03 (金) 09:11:14};
- ただ、ところどころモノローグ処理されし忘れているのでは?と思う箇所があり、そこは残念でした。セイに押し倒された登和の拒否セリフも、あれでは本当にしゃべっているようです(※登和はしゃべれなくはないですが、発音がはっきりしないので明らかにモノローグ部分とは違います)。 --  &new{2009-07-03 (金) 09:15:03};
- 原作既読。確かに挑戦的な作品チョイスではあったと思うけど、良く出来ているなと思いました。膨大な量のモノローグでしたが、作品の流れからすれば妥当だったと思えます。筆談、携帯を使っての文字の会話、手話と、それぞれモノローグも使い分けていらっしゃいますし、心情が良く出ていたのではと・・・。福山さんからは登和の「可愛いさ」が、中村さんからは滋人の「優しさ」を感じられます。それにしても中村さんが甘い!もう聴いてるこっちが恥ずかしくなる位甘い!登和への愛がだだもれです(笑)中村さんファンは必聴かと。新しい役へ挑戦された福山さんにも拍手を贈りたい。素晴らしかったです!心が暖まる素敵な作品だと思いました。 --  &new{2009-07-06 (月) 02:47:27};
- まず一つ言える事は福山さんと中村さん、本当にご好演されてます。守りたくなるような福山さんは儚げで繊細な登和を見事に高音で可愛らしく演じられていますし、ひたすら甘やかす滋人(中村さん)は少しだけ高めの声、とにかく甘く、その中に深い色っぽさがありゾクっとさせられます。作品独自の表現も難なくこなされてました。・・が、原作ファンの皆さんにはごめんなさい・・私はとても疲れました・・。これは正直かなり好みが分かれるんじゃないかなと・・。登和は何かあったらとにかく周りより自分を責めるような子。健気で純粋です。ただ裏返すと物事を自分から考察せずひたすら守られてばかりのネガ受け・・。物語の殆どを登和のモノローグが占め、それ以外の人物はそもそも感情の伝わり難いのっぺりとした筆談口調なので、とにかくこの『登和がどう見えるのか』それが作品評価の大部分を占めてきます。キャスト買いでなければその辺りの好みを鑑みて決めるのが良いのではないのかなと。私の場合は一瞬でも登和に対して鼻で笑いたくなるような気持ちが沸いたが最期、それを押さえ込むのに疲れてしまって何度か再生中断せざるを得ませんでした。障害があってもそれこそ一人でひたむきに生きていけるような芯の強さみたいなものがほんの少しでも見えるような流れを期待していたので、それが感じられなかったのが残念。男同士という部分に至っては完全にスルーされていましたし・・。更に周りの人間のキャラ付けが薄い。花輪さん演じる武士はともかく、それ以外の登場人物がひたすら暗く(かといって独自の設定があるわけでもない)、聴き手の逃げ場が有りません。これがほんっときついです。かなり辛口の評価になってしまいましたが、改めて繰り返すとメインのお二人の努力は賞賛に値すると思いますので、このタイプの作品が好きという方にはきっと最高な一作だと思います。 --  &new{2009-07-10 (金) 19:12:23};

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