座布団 のバックアップソース(No.28)

*座布団 [#b0a64ebf]
-''原作:'' [[剛しいら]]  ''イラスト:'' [[山田ユギ]] 
-''キャスト:'' (寒也) [[神谷浩史]]×[[山口勝平]] (森野要/山九亭感謝)/ [[三木眞一郎]] (山九亭初助)/ [[楠大典]] (香田)/ [[佐藤雄大]] (櫻二)/ [[赤羽根健治]] (喜久)/ [[橋詰知久]] (可笑亭気楽)/ [[坪山隆行]] (席亭)/ [[神博充]] (二つ目の落語家)/ [[鈴森勘司]] (運転手)/ [[戸玉久美子]] (女将)/ [[森谷里美]] (仲居)/ [[後藤茜]] (芸者)
-''発売日:'' 2009年04月23日  3,000円
-''収録時間:'' 78分43秒
-''初回封入特典:'' フリートークCD「大入 出演者による談話盤」 23分47秒
-''発売元:'' モモアンドグレープスカンパニー BJCA-0115 / 光風社出版 クリスタル文庫
-''アニメイト通販抽選特典:'' 剛しいら先生+キャスト(山口・神谷・三木・楠)サイン色紙
-''脚本:'' [[紅郎]]    ''三味線演奏:'' 杉本和美
-''演出:'' [[みさわあやこ]]
-''音響制作:'' スタジオマウス  ''音響効果:'' ちゅらさうんど  ''スタジオ:'' 株式会社タバック / スタジオマウス
//-''関連:'' 
-''関連画像(Amazon.co.jp)''
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**感想 [#p6fdc0a3]
-師匠・山九亭初助の死を知らされた森野要こと山九亭感謝。その胸の内に、一枚の座布団の上で常に話芸の極みを目指し別世界を繰り広げ続けた誇り高い落語家への想いが去来する…。噺家は一生涯の全てを自分の芸の肥やしにするものだと、学ばせてくれたのも師匠だった。たとえそれが情愛でも、別れでも…。 
-山九亭初助師匠を[[塩沢兼人]]さんに、というお話が訃報の前に進んでいたと[[ドクター×ボクサー アクターは犬を演じる]]のリーフレットに記載あり。
-特典フリト司会山口さん神谷さん三木さん楠さん、ヤングチーム編司会神谷さん山口さん「実年齢」大人チーム編司会三木さん楠さん「そこ」24分弱。
- 原作既読ですが原作ファンというわけではありませんでした。コメント記入歴が発売後にないことが結局そのまま評価になっているのでは、と思います。BL要素はモトモト薄目の原作だったのですが、その他内容については一落語家の成長がきちんと描かれていたのですが、いざドラマCDになると非BL観から見てもその辺が描き切れているとは言い難かったです。いい声優さん使っているのですからもっと脚本を練ってくれればよかったのに、と思いました。 --  &new{2009-04-24 (金) 07:33:32};
- 三木さんの演技プランを若干疑った・・・「女役がうまい噺家」の声の出し方がこれでいいんだろうか?勝平さんはうまかったし頑張っていたと思う。 --  &new{2009-04-25 (土) 19:50:39};
- 勝平さんが秀逸過ぎたの一言。三木さんは頑張っていたとは思うけど師匠役にはミスキャスト。故塩沢さんを、と願っても仕方ないがここは演技力のあるベテランを持って来て欲しかった。ある意味、勝平さんがハードルを上げすぎてしまったのかも感さえある。傑作になりえただけに惜しい。 --  &new{2009-04-25 (土) 23:52:34};
- 感想が難しい。何を聞きたいかで人を選ぶし、評価も割れる難しい作品になってしまったのでは。芸の道を極めようとする有る意味怨念と執念が題材のはずなのにその辺が伝わってこない。人間対人間の情のぶつかりや葛藤が描かれていないので個々のエピソードがバラバラに脈絡無く並んでいるだけに感じる。矛盾を抱えたり押し込めたりの情が、事件を経るたびに積み重ねられ練られて熟成してゆくという部分が見えないので、クライマックスへと盛り上がるはずのドラマに厚みが無い。そして突然展開するキワモノ下品な下ネタ芸にびっくり。こんなレアな芸をいったいどこで習得したのか? 状況を追うので精一杯で堀さげたドラマを聞かせるには一枚では無理だったのではと思う。二枚にしてじっくりと芸を極める部分と、人間模様を描く部分と、両方に十分時間をとって欲しかった。もっとじっくりと聞きたいし物足りない。題材も部分部分の熱演も凄く良いだけに、惜しくてならない。 --  &new{2009-04-26 (日) 17:50:31};
- これは勝平さんを堪能する為の一枚ですね。ただ非常にお下劣な、前世紀の場末の温泉宿の男だけの宴会でやっていたんかも、というとんでもない芸の披露場面が二箇所あるので、ハードな描写のハードさの方向性が違うので、昭和の場末の下品さを解っていないと仰天トラウマになるかも・・・・ --  &new{2009-04-27 (月) 15:57:38};
- 原作のファンだっただけに、いろいろと残念なところがあるCDだと思う。。。。まず、やっぱり2枚組にすべきだったし、三木さんの存在感は素晴らしいし、落語のシーンも良かったたと思うが、やはり初助師匠にはどうだったんだろう・・・・・。勝平さんは思ってたより良く、声がかわいいので忘れていたけど、そう言えばベテラン・・・・・と思い知らされました。神谷さんの寒也は、最初キャストを見た時に、「え・・・っ!?」と思いましたが、とても良かったと思います。新たな可能性を感じさせてくれましたし、これからますます楽しみな声優さんの一人だと思います。あまりにもたくさんドラマCDを聴きすぎてしまって、どこかで聴いたBGM・・・・これにはいつもガックリきてしまいます・・・・一作品ずつ、というのはムリな話なのでしょうが、この作品は他の作品と雰囲気も違うし、今回ほど使い回しが辛かったことはありません キャストコメント及びフリートーク(テーマトーク?)CDは良かったです 皆さんの真剣さも伝わったし、けっこう笑えました 是非続編に期待したいとこだけど・・・・うぅん  --  &new{2009-04-27 (月) 21:17:19};
- 原作未読なので普通に面白かったです。皆さんの記載がある通り、かっぺいさんは本当にうまいの一言。神谷さんもいつもより男っぽい感じで良かったのでは。原作の初助師匠を知らないので何とも言えませんが、三木眞の演技もこれはこれで良かったのではないかと思いました。ぜひ原作を読んでみたいです。 --  &new{2009-04-27 (月) 23:21:37};
- 「原作ファンはがっかりするだろう。勝平さん好きなら」とファ●通風レビューしてみました。勝平さんがお見事です。 --  &new{2009-04-28 (火) 12:46:55};
- なんだか一風変わったお話でかなり面白かった。BL的シーン云々よりもストーリー自体に興味を持って聞けました。ちなみに私も原作知らない派です。 --  &new{2009-04-28 (火) 16:00:59};
- 原作を知らないので2枚組にすべきだったのか脚本演出的に問題があったのかは判断しずらい。ただ師匠の本性(怖さ?)が主人公に分かるシーンが物語的に重要だというのは何となく分かるのだが、それを三木さんの演技に感じられなかったのは期待していただけに残念。自分は営業の強烈な下ネタ芸を知っているので唐突さは感じなかったが普通は分かりにくいと思う。出演全作品聞いてはいないが勝平さんの演技はこれが一番の出来なんじゃないだろうか、芸の深さをこれでもかと堪能させてもらった。神谷さんは健闘。三木さんは残念。原作が気になるので復刊して欲しいところ。--  &new{2009-04-29 (水) 12:29:41};
- 原作は既読です。これを聞く前にたまたま「アナリストの憂鬱 1 」を聞いたのですが、三木さんは塩沢さんの演技(声の出し方、トーン等)を意識されすぎたのかな、との印象を持ちました。似せようとして似なかった、のかなと。上のほうのコメントにあるように前キャストの情報も周知のものとなっていますし、私もそうなんですが「塩沢さんだったらどう演じただろう」と思いながら聞いてしまう。亡くなった人と比較するのは・・・・・・と思いながらもどうしても比較してしまう。三木さんは今回「老舗の名店として知られるてんぷら屋の二代目」のような立場で「先代の味」にこだわりすぎたという感じでしょうか。「花扇」がCD化されるのであれば「二代目の味」で勝負してほしいと思います。 --  &new{2009-05-05 (火) 15:37:15};
- 原作が『今ではなかなか手入らないらしい』と言うことと、『落語の世界』を書いた作品である。その他の情報は全くナシで聴きました。初めから話の流れにすんなり入れましたし、面白かったです!私は三木さんのお声にそれなりに大人の色気を感じられましたよ。買って損は無かったと思います。今度はぜひ原作を読んでから聴きたい!! --  &new{2009-05-17 (日) 15:54:38};
-良し悪しは人それぞれ、楽しめた人はそれで良し。覚悟して聴き始めた筈だが、見事な原作レ○プ。名作と謳われているのに、これだけ何も評価する所が無く、そっとしまいたくなる作品も稀。商業作既読組みの敗北感をまざまざと味わう羽目に。良い所探しをすると、食物連鎖的に神谷さんが山口さん三木さんの上になってる配役が少々珍しい位。原作を知らなければ、恋愛話が薄めの一風変わった職業BL、で聞き流せたのだろう。 原作ファンの方はお気の毒。内面を掘り下げずに、断片的にイベントだけを拾って繋げただけの薄っぺらさがなんとも。極み芸も人物が巧く表現して有れば、下品にならずに済んだのではなかろうか。原作にある萌え感は霧散。隠し芸大会的付け焼刃の落語や都都逸を主に聞かせたかったのか。演じ手側への無茶振りと、混迷しながらも格闘する演じ手、その点を送り手側が楽しんだ事だけは良く伝わった。内輪で盛り上がるのは結構だが、傍からすると薄ら寒い。取り組みに力が入っているのが汲めない訳ではないが、工夫と配慮が欲しかった。ボーイズに求めるものはグっと来る様な人間ドラマだったり、きゅんとする様な恋愛感情だったり世界観なはず。スパイスであるネタは少々で良いのではないか。元々ドリームなのだから、臨場感を伝える方法は他にも可能性があるのではなかろうか。送り手側に経験値が高い方がよしと考えるのならば、例えばバスの運転手役なら大型2種免許取得するのか。極道の殺人鬼なら、幽霊や異星人はどうするなど極論だが、そこを巧く聴かせるのが音声劇ではないのだろうか。都都逸については[[三千世界の鴉を殺し]]の中に、三木さんキャラが三味線爪弾きながら情感たっぷりに解説するシーンあり。こちらとぜひ聞き比べて欲しい。落語はBLでは珍しいが、謡や芸事という解釈では花鎮の饗や歌舞伎を扱った作品も数作有るのでこれらと世界観表現を聞き比べるのも一興だろう。ともあれ、プロが納得行く形になったからこそ製品化されたはず。全てををとやかく言っても詮無いのだが、アニメダイジェスト風且つ無敵シリーズを髣髴する薄い際物に成り下がったのは無念だ。送り手側との温度差と感覚のズレを感じざるを得ないがどうだろう。 --  &new{2009-05-17 (日) 15:54:38};

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