優しくて棘がある~眠れぬ夜の純情~ のバックアップ(No.12)


優しくて棘がある~眠れぬ夜の純情~

感想

  • 両親の突然の死により、宝生伯爵家の当主としてすべての重責を担うことになった千裕。そんな千裕の心の支え、それは幼い頃から側に仕えてくれた同い年の梁だった。強く優しい梁に憧れを抱いていた千裕は、梁も同じ気持ちで自分を見ていたことを知る。しかし、宝生家の財政難を調べ上げた青年実業家の高階が、資金援助の見返りに千裕の体を要求してきて…。穢された身では、梁の主のままでいられない。追い詰められた千裕は高階への返事の前夜、梁を自室へ招き入れるのだが――。大正主従ラブロマン。
  • この作品は、ドラマCD『優しくて棘があるMELLOW~眠れぬ夜は狂おしく~』の特典CDに収録されていた短編をベースにした新作です。
  • 巻末ショートストーリー『優しくて棘があるFOREVER~永遠に愛してる~』現代編の短編。大学生になった梁と千裕の甘甘ラブラブコメディ。
  • 1から聴いてきたお気に入りの作品のひとつですが今回はパラレル風味。現代編はコメディ要素も入っている明るい作品ですが大正編はしっとりシリアスでした。それなりにまとまってはいますが展開が早く絡みも薄い印象。大川さんとの絡みが作中何度かあるのですが全てカットなのが残念でした。1~4の前作までは櫻井さんが強気な主人攻めのようなキャラなのですが前作と違って受け攻めが逆になるのでどちらも受け受けしい演技でした。期待してただけに終わったあとに何か物足りなかったかなと感じる作品でした。 -- 2010-10-24 (日) 18:37:59
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