地獄めぐり(上) のバックアップ(No.12)


地獄めぐり(上)

  • 原作・イラスト: 九重シャム
  • キャスト: (閻魔王) 森川智之×寺島拓篤 (緒野瀧群)/ 羽多野渉 (吽傍)/ 鈴木達央 (阿傍、安井)/ 三木眞一郎 (烏枢沙摩明王)/ 千葉一伸 (桐嶋秀央、逃亡者)/ 遠藤大智? (部長、罪人、市民、鬼)/ 尾崎麗奈? (桐嶋の妻、マメ、受付、職員)/ 矢野理香? (安井の娘、閻魔の女、看護師)
  • 発売日: 2010年01月28日    3,000 円
  • 収録時間: 70分12秒    トークあり
  • 予約購入特典:フリートークCD(寺島&森川&羽多野&鈴木&三木) 20分29秒
  • 発売元: Atis collection ATIS-049 / 幻冬舎コミックス (バーズコミックス リンクスコレクション)
  • 脚本: 大熊環
  • 演出・プロデュース: 阿部信行 録音・編集スタジオ: ディオス 音響制作: オンリード
  • 関連画像
    地獄めぐり(上) ©Atis collection

感想

  • 役所に勤めて三年目の緒野瀧群は、退職する上司に代わって地獄での仕事を任される。冷静沈着な緒野は、動じることなく職務をこなすのだったが、大柄で強面な閻魔王に何度となく優しく口説かれるうちに惑乱してしまう。その上、地獄へ通ううちに人の死期が感じ取れるようになった緒野は…!?
  • Atisの他作品を知らないので使い回されてるかもですが、音楽がかなり良いです。原作未読だったのでファンタジーものかと思いきや、かなりシリアス作品。上下巻で更なる山場へ続く、という形で若干消化不良の気はありますが、聞き応えは文句なしです。下巻も期待。 -- 2010-01-29 (金) 11:07:25
  • 絡み場面は、息遣いと喘ぎ声だけで、極力説明じみた表現は排除している台本になっています。それが物足りないと感じる人もいるかもしれないし、その心意気や良しという向きもあるかもしれない。自分は後者です。 -- 2010-01-29 (金) 11:09:26
  • 特殊な設定原作ですが、見事にBGMなので雰囲気壊さず作られてます。主役二人の役作りも合っていました。番外編が収録されているのですが、原作未読の方には色々わかりにくい事が多いです。でも間違いなく良作に入ると思います。 -- 2010-01-29 (金) 18:58:19
  • 原作既読。久しぶりに寺島さんのメイン受けを聴いたら色気増量していて驚いた。艶のある中音で情念を内に秘めた大人な誘い受けを好演。過去話では大学生の頃を可愛いトーンで2度オイシイかも。森川さんはいつもの低音で攻めの包容力全開、次第に受けに惹かれて揺れる、細やかな演技もさすが。絡みの演出が特徴的で、状況を説明する台詞が殆どなく、吐息と喘ぎ声の強弱、衣擦れや軋み音などで表現。何をしているか分らないと不足な印象を受けるか、逆に自力で手繰り寄せてエロティックに感じるか、分かれるところだと思う。シリアスな中で羽多野さんと鈴木さんの息の合った掛け合いが楽しい。まさに阿吽の呼吸w また脇を固める三木さんと千葉一さんが抑えた演技でドラマに深みを加えている。要所に流れる音楽も情感を誘ってせつなく、とても聴き応えのある出来だった。続編が待ち遠しい。 -- 2010-02-01 (月) 14:33:57
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