花扇 - 座布団2 初助編 - のバックアップ(No.21)
花扇 - 座布団2 初助編 -
- 原作: 剛しいら イラスト: 山田ユギ
- キャスト: (寺田銀治郎) 黒田崇矢×三木眞一郎 (山九亭初助)/ 山口勝平 (森野要=山九亭感謝)/ 神谷浩史 (広沢寒也)/ 緒方賢一 (下村安賀多)/ 小田久史 (少年初助=倉木壱也)/ 瑚海みどり? (浪江=浮船亭小波)/ 田久保修平? (一色)/ 遠藤大智? (殿村)/ 越田直樹? (おば九)/ 西田雅一? (心太)/ 坪山隆行? (猫柳)/ 向井修? (侘助)/ 白井奈々子? (女房)/ 林和良? (運転手)
- 発売日: 2009年11月28日 3,000 円
- 収録時間: 78分48秒 トークなし
- 初回封入特典: フリートークCD 27分11秒
- 発売元: モモアンドグレープスカンパニー BJCA-0140 / 光風社出版 クリスタル文庫
- 脚本: 紅郎 音響制作: スタジオマウス スタジオ: 株式会社タバック / スタジオマウス
- 演出: みさわあやこ 音響効果: ちゅらさうんど 録音・調整: 田中直也
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感想
- 今や人気の落語家山九亭感謝こと森野要がまだ半人前の頃、元兄弟子の寒也とそういう仲になった我が身の幸福に比べ、何の未練もなく男を使い捨てる師匠山九亭初助の孤独を気の毒に思うこともあった。しかしその人生には真実の愛を貫く想像以上の物語があったのだ…。粋な噺家たちの艶話が再びお目見え。
- フリト神谷さん山口さん緒方さん黒田さん三木さんでリレートーク+特典分フリト司会神谷さん山口さん、黒田さん、三木さんで「手前味噌」27分強。
- 原作未読、座布団1より出来はかなり良くなってました。前回は演技的に物足りなく感じた三木さんでしたが今回は満足。勝平さんは流石!黒田さんは意外と(失礼)健闘、神谷さんは上手いんですが声が若過ぎてミスキャストな気がします。おちゃらけた感じのBGMが合ってない部分が何箇所か。フリトでの勝平さんの要役に対する思い入れがハンパ無いです。 --
- ↑ おっしゃる通り。原作既読。前作に引き続き、かなり原作への思い入れが強いので多少辛口ではありますが、黒田さんは思ってたより良かったです(失礼)。三木さんも前回より満足、神谷さんは個人的には攻め、どんどんやっていただきたいので今回も満足していますが、やっぱりそもそも寒也にはどうかと。最大の難点はBGMです。せっかくの名作なので、もう少し凝って欲しかった。 --
- 原作既読。前作に引き続き山口さんは素晴らしい出来。初助師匠の三木さん、今回こそは大絶賛させていただきたいです。落語部分もすんなり聞けて、かなり努力なされたのでは?と想像してしまいました。すみからすみまで素晴らしい艶、哀切さのある師匠ぶりでした。師匠の号泣部分では思わず貰い泣き…、三木さんは素晴らしい役者さんだと改めて実感させていただきました。続編、引き続き希望。同人誌の分とかも音声ドラマで是非聴いてみたいと思ってしまいました。 --
- 三木さんの鬼気迫る本気を聞きました。原作ファンからすると大抵文句つけたくなるものですが、脚本も限られた尺の中でよく出来てました。殺伐とした少年時代から青年時代、そして恋する師匠をと三木さんの熱演に泣いた泣いた。今回は落語等も含めかなり勉強なさったのでしょう。黒田さんも渋い声が効いていい味出してました。原作未読の方は最初世界観に戸惑われるかもしれませんが、次第に切ない物語にひきこまれること間違いなし。前作座布団を聞いてなくても花扇だけでも話自体はわかると思います。ぜひ他の話もCD化して欲しいです。 --
- 原作既読。前作よりも脚本がまとまってた気がする。前作よりも三木さん演じる初助の背負っているものが見えた気がする。勝平さんは相変わらず芸達者!神谷さんもそこそこ健闘だけど、年齢感が…。黒田さん緒方さんは今作から登場ですが、しっかり作品になじんでいました。思ったより黒田さんが健闘w --
- 原作既読。三木さんが初助の人生を演じきってくれました。予想していた以上の出来でとても心に残る作品でした。 --
- 三木さん素晴らしかったです。あと、ブックレットの勝平さんのコメントにはほろりとさせられてしまいました。 --
- 初助の生い立ち、母親、そこからくる講談調のBGMも含めて時代感や臨場感がうまく表現されています。都都逸の使い方も三木さんの表現力もしっとりしっぽりほんとに聞かせていただきました。そして・・・いやー、恋する初助。あんなにかわいい三木さんはじめて聞きました。大人の男の色気と可愛さ切なさダダ漏れで。 --