影の館1 ―光の書― のバックアップ(No.24)


影の館1 ―光の書―

  • 原作・脚本・総監修: 吉原理恵子    イラスト: なし
  • キャスト: (ミカエル) 三木眞一郎×緑川光 (ルシファー)/(ラファエル) 遊佐浩二×山口勝平 (ベルゼブル)/ 大川透 (ガブリエル/ナレーション)/ 下和田裕貴 (ベリアル)/ 青木まこと? (アポルオン)/ 米田直嗣? (創造主)/ 根津貴行? (ラハテイエル)/ 山中真尋 (ギリアン)/ 新山馬之祐? (ニスクロ)/ 須藤亜由美? (花乙女たち)/ 岩村琴美? (花乙女たち)
  • 発売日: 2005年08月12日 / 2012年03月28日: 復刻版    3,360 円
  • 収録時間: 59分02秒    トークなし    
  • 発売元: mee-Maker MMCD-0509 メーメイカー自主制作CD / 角川ルビー文庫 / ムービック MOTTO-70 ※以前、メーメイカーで販売されていた商品に、新たに特典(吉原理恵子の書き下ろしSSペーパー/影の館・暗闇の封印シリーズ全巻共通)を封入したものです。
  • 脚本: 吉原理恵子 音楽: 宮澤謙 制作協力: インターコミュニケーションズ 制作: メーメイカー
  • 演出: 阿部信行 録音: 佐藤敦 効果: 佐藤啓 録音スタジオ: スタジオインスパイア
  • 予約特典: アフレコレポートペーパー / 特製ケース仕様ブックレット8頁
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感想

  • 天の御座(アイオーン)―左に、輝ける者(エロヒム)。右に、堕ちたる者(ハ・サタン)。 どちらが欠けても対をなさぬ、神の双手であった。あの「影の館」をあらたに脚本として書き下ろし、著者自らが製作。キャスト、音楽にもこだわり、重厚な世界をサウンドドラマとして展開します。
  • 天使界に集う、神の御使え。中でも玲瓏な美貌を誇る麗人「天使長」ルシファーと剛の者の頂点に立つ「神の闘士」ミカエルは創造主の双手と称えられ、互いを己の片翼と認め合うほどの信頼の絆で結ばれている。だが。時と共にルシファーに対するミカエルの想いは少しずつ形を変え、信頼と友愛の絆は愛するがゆえの枷となり、ミカエルの心を深く呪縛していく。そして。触れなければ失わない…その禁忌が破れたとき、ミカエルの激愛は思わぬ狂乱を生み落とす。天上界の光り輝く至宝であるルシファーを己の「聖蜜の器[シャヘル]」として堕天させるという、誰もが予想もしなかった狂気を。ルシファーの額にくっきりと浮き上がる真紅の聖痕。それは、ミカエルがルシファーの主人として君臨することの所有の刻印。同時に、それは天の御使えとしても尊厳も矜持をも奪われて闇に隷属することの「堕天使」の刻印でもある。その恥辱に耐えられずルシファーは忘却の河に身を沈めるが、ルシファーを溺愛する神によって河の底から連れ戻されてしまう。未来永劫、ルシファーの魂魄を闇に流離[さすら]わせるくらいなら、ミカエルの従者[シャヘル]として生かす。神の選択は為された。それがどれほどの軋轢と混迷をもたらすことになるかもしらないで……。
  • ミカエルのルシファーに対する思いが友愛などではない、と気付いたラファエルやガブリエルに、自分の従者となる「シャヘル」を持ってくれ、と口煩く言われるも、ルシファーはミカエルとのその信頼関係を信じて疑わず。そして、ミカエルも同じように、「シャヘル」を持たない身。しかし、ミカエルにルシファーに対する思いは、変化し。「触れなければ失わない。」と、その欲望に堪えていたミカエルが、結局ルシファーを襲い。ルシファーは無理矢理、ミカエルの「シャヘル」にされてしまいます…
  • ファンタジー大天使と天使長.重くて、もの凄く奥が深い物語 フリトは有りません。
  • 三木&緑川の鬼気迫る演技が聞き所。絡みのシーンはほぼ無し。ルシファーへの気持ちを抑えきれず、どうなるか分かっていながらも望んで自ら堕ちていくミカエルと命を絶つことさえも許されないミカエルのシャヘルとして生きていく道しか無いルシファー。天上のお話に抵抗が無い方ならば楽しめると思います。 -- 2008-03-03 (月) 12:01:38
  • 三木さんが怖いくらいの迫真の演技。大して緑川さんもかなりの低音。とにかく二人の熱演にただただ圧倒された。一瞬だけ遊佐×山口が聴けたのも嬉しかった! -- 2008-04-04 (金) 19:43:30
  • この低音緑川さんに惚れました…なんという色気! -- 2008-06-30 (月) 17:28:42
  • 少ししかない遊佐×山口にもっていかれた。勝平さんの喘ぎは素晴らしい。 ミカエルのルシファーへの想いの重さゆえの行動に、後半はぞっとすること請け合い。三木さんの淡々とした声でさらっと怖いこと言われるとゾクリとする。緑川さんの低音(低音すぎることもない)声好きな方におすすめ。個人的にファンタジーはやや苦手だが、四大天使について少し知っているだけで話についていくことができ、ほっとした。 -- 2010-06-18 (金) 20:37:00
  • 聞き応え十分なシリーズでした。濡れ場も次作「影の書」で爆裂してますが、それ以上に声優さん達の演技と作品の重厚な作りに圧倒されます。ブックレットにキャラクター紹介や用語解説があるので、天使って空飛びながらラッパをプ~くらいの知識でも問題なく楽しめました。 -- 2010-09-07 (火) 22:28:37
  • 物事をやりながら聴いたのですが、お二人の迫真の演技に思わず手が止まってしまいました。特に三木さんが凄かったです。緑川さんもいつも演じていらっしゃるようないかにも受けキャラというのではなく低音の声で男らしく、それが余計に引き込まれる要因になりました。大胆な濡れ場シーンが多いのはBLの醍醐味とある声優さんがフリトでおっしゃっていたけど、お話し全体が筋の通っているものだとそこまで必要ないんだなと知りました。最初ストーリーを聞いた時点では然程興味はありませんでしたが聴いて良かったです。 -- 2011-06-28 (火) 05:02:40
  • ↑「天使って空飛びながらラッパをプ~」(笑)の知識しか持ち合わせてなかったがトライしてみた。面白い。神や天使の能力はサラっと語られるのみで、人間臭い感情が軸のお話なので難しくなく楽しめました。演者の美声に胸を掴まれます。 -- 2011-08-14 (日) 18:12:53
  • 4作全て既聴。聖書由来のストーリーにはブレがなく、飽きずに聞ける。主役二人の演技もすごいが、脇の方々の存在感もすごい。知識がなくてもCD内で多少の補完はあるし、ブックレットにも結構まとまっているので分かりづらいということはない。天使役は基本的に低音で聞き心地がよく、シャヘル(も天使ですが・・・)は高音めでバランスが取れている。遊佐×山口のカプが思いのほかよくて、もっと聞きたかった・・・。基本的に三木×緑川カプの心情は丁寧に描かれているが、他はそういう雰囲気ではない(だからこそ主役二人が際立つのだけど)最近のBLものを聞いていてこれを聞くと、新鮮。とてもオススメなので是非聞いてほしい。 -- 2011-08-23 (火) 20:40:34
  • クリスチャンとしてはこういう天使者は少々苦手だったのですが、これはファンタジーとして聴けました。 -- 2011-12-26 (月) 03:17:12
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