ジェラールとジャック のバックアップ(No.30)


ジェラールとジャック

  • 原作・イラスト: よしながふみ
  • キャスト: (ジェラール) 森川智之×遊佐浩二 (ジャック)/ (ラウル・ド・アマルリック)井上和彦×森川智之+井上和彦×勝生真沙子? (ナタリー)/森川智之×勝生真沙子? / 檜山修之 (ポール)/ (ミッシェル) 山口勝平×遊佐浩二/ よのひかり? (シャルロット)/ 竹田雅則? (ピエール)/ 青山穣 (館主)/ 高口幸子? (ジュディット)/ 高橋まゆこ? (ジャンヌ)/ すずき紀子? (ロラン夫人)/ 森川智之×河野裕 (男娼)/ 杉野博臣? (パスカル)
  • 発売日: 2008年04月25日 5,900円
  • 収録時間: 66分17秒+78分57秒+48分16秒ドラマ2枚+朗読1枚 トークあり
  • 発売元: Bell season records ETT-001 / リブレ出版 SBBC刊
  • 脚本: 香村純子(本編) / 桑田瑞紀?(朗読)  演出・統括プロデュース: 阿部信行
  • 作曲: 宮澤謙  効果: 斉藤みどり / 下總裕  制作プロデュース: 岩村美和子
  • 音響制作: オンリード  音響制作協力: ディオス  録音スタジオ: スタジオマウス
  • 関連画像(Amazon.co.jp)

感想

  • 借金の形に娼館に売られた誇り高き貴族の少年ジャック。「初めての客」となったのは銀髪隻眼の男・小説家ジェラールだった。偶然、ジェラールの屋敷で下男として働くことになったジャックは、主人のジェラールに反発しながらも、自分の手で何かを為す喜びと様々な知識を得て、強く美しく成長していく──。革命期の激動のフランスを舞台に展開される、没落貴族の召使いと貴族を憎む成り上がりの主人のドラマティックロマン。
  • フリト司会森川さん遊佐さん檜山さん井上さん。「置いといて」「まだ残ってる」「収録二日間」「それほど近くはない」「貴族って許せない」「シルエット的には大分変る」別会場山口さん「一緒にやれると良かったな」で12分強。
  • 非常に長いスパンの話なので、お互いの人間的な成長や変化が見て取れます。青臭い少年から、世なれて世の中の酸いも甘いも知りつくしたオヤジになったジェラールを演じた森川さん、お見事。遊佐さんも、今まで聞いた中で声が一番高い少年から、美青年への声の切り替えに驚きました。 -- 2008-04-29 (火) 21:36:23
  • 遊佐さんが少年役ということで、ちょっと心配だったのですが(すみません)違和感が無くてビックリしました。音楽と丁寧なSEとミキシングがドラマCDにおいていかに重要かがとてもよく分かる作品です。聞いた後、映画を1本見終わったかのような感覚になりました。 -- 2008-04-30 (水) 02:18:56
  • まさに「ドラマ」CDでした。難しい原作なのでどうなるんだろうと正直ちょっと心配してたんですが、結果は厚みがあリすぎるくらいの仕上がりになっていました。森川さん・・・・本気でカッコいい。受けもある若い頃の声のトーンにまず子宮がどーんとやられます。次第に経験を積んでいく変化も聴いていてわかるくらいでため息が出ました。遊佐さんの少年声のかわいさにはびっくり。成長しての美人声は言うまでもなく、Hに葛藤する切なさのある色っぽさが良かった。そして井上さん!とにかく聞いてのた打ち回ってほしいです。さらに勝生さんがこれまたすばらしー。このキャストに加え、絶妙のSEや音楽と構成。これは文句なしの一枚です。 -- 2008-05-01 (木) 20:24:38
  • 原作が素晴らしいのでCD化に少し不安を感じていましたが…さすがです。皆さんが仰っている通り音楽や構成も文句なく、何よりキャスト一人一人が役そのものでした。本当にいい作品だと思います。 -- 2008-05-05 (月) 17:56:55
  • 傑作です。音声だけでも充分楽しめますが、原作既読の方がより作品世界に浸れるとは思います。遊佐さんの少年声はクセになりそうな素晴らしさですよ。ひとつ難を言えば、主要キャストが有名豪華なベテラン陣なので、ガヤや名もない脇キャラをされてもすぐに誰の声かわかってしまうことでしょうか(笑)。井上さんは脇キャラの直後に本来の役のシーンがありましたし、檜山さん山口さんはどうしたって役と別キャラは無理がありますね。 -- 2008-05-12 (月) 19:02:56
  • ドラマCDとしては面白いとは思うが、原作独特の間やテンポが活かし切れていない、と感じた。原作では沈黙のシーンに、状況説明台詞を入れられたのもちょっと残念。これによって原作独特の間が壊れてしまったような気がする。もっと「生きた間」がほしかったな… -- 2008-06-05 (木) 21:39:49
  • 私も正直遊佐さんのジャックが心配だったのですが、それも全くの杞憂でした。少年期から青年への変化を見事に演じていらっしゃいます。ジェラール役の森川さんは勿論、その他の脇役の方々も素晴らしい演技を見せており、難しい原作ながら充実した仕上がりになっています。ただ上の方の指摘にもあるように、勝生さん、勝平さん、檜山さんの別キャラはもろバレすぎて残念。あれだけ脚本が丁寧に作られていたので、そういった細かなところまで徹底してほしかったです。 -- 2008-06-12 (木) 20:03:05
  • 原作ファンなので、イメージが壊れないか心配だったのですが、そんなことはまったくの杞憂でした。役者の皆さんの演技は素晴らしいし、なにより原作の空気感にぴったりな音楽やSEがよかった。作り手が原作の良いところを出そうとしてくれているのが伝わってくる、素晴らしい作品。 -- 2008-07-13 (日) 13:19:57
  • 個人的に朗読がとてもよかった。朗読と本編でかぶっているシーンは、2種類の芝居が楽しめてとてもお得な感じ。 -- 2008-08-12 (火) 15:27:24
  • 声優さんの本気を見ました。原作読んでないんですが、友達に薦められたのでなんとなく聞いてみたんですが、最近のBLCDにありがちな薄っぺらい話ではなく、設定にも世界観にも無理がなく「ドラマ」になっていました。あえて言えば山口さんをもう少し出してほしかったな。SEや音響は技が光ってる!!なんていうか、いろんなBLCDの中でも特別って感じがしました。 -- 2008-08-15 (金) 01:05:52
  • まるで映画を見ているようでした。長ったらしい説明があるわけでもないのに世界観がしっかりしているし、それでいて濡れ場も多く萌えました。原作がそのまま音になったようで素晴らしかった。遊佐さんのジャックは、第一声を聴いた時にはは思い描いていたイメージと違ったのですが、聴いているうちにもうこれ以外のジャックはありえない!と思うくらい、健気で真っ直ぐな美青年役にハマっていました。少年ジャックはかわいく、青年ジャックは色っぽく、とにかく生き生きとしている。森川さんはもちろん、脇を固める役者の皆さんも音楽もSEもすべてがまとまって「一つの作品」になっていました。まさに傑作だと思います。何度聴いても飽きません。 -- 2008-08-18 (月) 14:16:18
  • BLCDは一度聴くとすぐに手放してしまうのですが、これだけは手元に置いて保管しています。他の方もおっしゃっておられますが、洋画を見ているようでした。長いスパンで追っていくストーリーなので、登場人物に確かな存在感があります。役者の演技もBGMも素晴らしい。ジャケットもシンプルで、BLCD特有の恥ずかしさがないのもポイントが高いです。 -- 2008-09-19 (金) 21:29:37
  • 3Pあり。ジャック×ミッシェルはキス・フェラだけ。原作既読組み。兼ね役が多いので声が聞分けられると障害に。対処として先に原作を読む事をお勧めする。ジャックが爆発するシーンのみ温度がが別物。朗読CDは+BGM+フリト。1・2枚と掛け合いを聞いた後で一人朗読を聞くと趣が違い良い。本編の掛け合う芝居の良さをしみじみ感じられる。Bell season records第一作目。
  • 原作「未読」で聞きました。とにかく声優さんの演技力に脱帽で声だけで心情や人の距離感がつかめて、とても感動しました。後ほど原作を読みましたが聴いて想像していた通りの画でさらにびっくりしました。私も兼ね役が少し残念かと。 -- 2008-11-14 (金) 11:48:45
  • 原作既読組。もう何も言えないくらい感動!内容については↑にて沢山のレビューにある通り。自分的に朗読の後に9分程じっくり聴けるBGMの素晴らしさのおかげで心地よく余韻に浸れた。ドラマCDは基本的に苦手で友人に大プッシュされて聴いたがこれは是非とも購入しようと思った。豪華キャスト陣・阿部氏に感謝! -- 2008-11-14 (金) 17:51:06
  • 大きな世界観を曲のみで聞き込める音楽と豪華な声優陣で上手くまとめてあった。私は遊佐さんの少年期のジャックは違和感が拭い切れなかったけれど、声優陣の演技はやはり見事で原作既読だが違和感が少なかった。今まででている多くのBLCDとは趣も違って大変良かった。兼ね役の使いまわしがひどすぎるのが難点。キャスト陣で某魔王ものを思い出しました。しかし爆弾の表現、そのままとは…!その点も楽しめました(笑) -- 2008-12-24 (水) 14:27:32
  • 原作未読。素晴らしいドラマCD。大河ドラマを観終わったかのような充実感。話の展開と人物関係にどきどきしっぱなし。BGMも素晴らしく、音&声の世界で18世紀フランスが頭の中で広がっていった。自分的には兼ね役は特に気にならず、むしろジャックの爆弾表現の演出部分が違和感あり。(他の方のレビューを拝見すると原作そのまま?)このような大河ドラマCDも堪能でき、胸キュン(笑)学園物も堪能でき、改めてBLCDって楽しい世界だと感じさせてくれた1枚。強力プッシュしたい。 -- 2009-02-14 (土) 16:31:37
  • 原作既読。ほんとに映画のような作品。ちょろっと聞きなおそうと思っただけなのに、最初から最後まで聞いてしまい気づいたら朝になっているくらい。日常の一こまも挟まれていてほのぼのしているし、ジェラールが元妻のお墓の前で語りかける最後のシーンはBGMとかセリフが入っているおかげで、原作の最後より更に感動した。 -- 2009-02-24 (火) 15:54:49
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