清澗寺家シリーズ 4 罪の褥も濡れる夜 のバックアップ(No.34)
罪の褥も濡れる夜 清澗寺家シリーズ 4
- 原作: 和泉桂 装画: 円陣闇丸?
- キャスト: (伏見義康) 遊佐浩二×神谷浩史 (清澗寺冬貴) / 野島健児 (清澗寺和貴)/ 三木眞一郎 (清澗寺貴久)/ 秋元羊介 (嵯峨野経行)/ 野島裕史 (伏見広康)/ 花輪英司 (柴崎敬眞)/ 増田ゆき? (嵯峨野綾子)/ 鈴木賢? (清澗寺俊貴)/ 滝知史? (伏見憲康)/ 宮下栄治 (内藤)/ 川田紳司 (戸塚)/ 林和良? (高柳耕助)/ 御園行洋 (高山)/ 大原崇 (平田)/斎賀みつき? (幼少時の義康)/ 粕谷雄太? (幼少時の冬貴)/ 鈴木真仁? (幼少時の国貴)/ 長門三照 (友人)/ 河本啓佑? (友人)/ 臺奈津樹? (義康の母)/ 西墻由香? (舘川男爵夫人)/ 安井絵里? (芸者)/ 戸塚利絵? (芸者)
- 発売日: 2008年07月25日 8,190円
- 収録時間: 76分22秒+76分45秒+76分32秒 (3枚組) トークなし
- 発売元: ムービック LYNX CD COLLECTION MACY-2606 / 幻冬舎コミックス リンクスロマンス刊
- 脚本: 前川陽子 プロデューサー: 牧千佳代 / 植松瑠里子
- 演出: 菅原三穂 効果: サウンドボックス 作曲: HIRO 音響制作: 現
- ブックレット:書き下ろしショートノベル
- 通販特典:小冊子(和泉桂書き下ろしショートノヴェル・冬貴視点『恋文』+キャストインタビュー)
- 関連:
- 関連画像(Amazon.co.jp)
感想
- 男爵家の三男・伏見義康は、政界の重鎮の後継者として将来を嘱望されていた。友人との賭けから清澗寺伯爵家に忍び込んだ伏見は、かつて言葉を交わした妖艶な美少女が、実は御曹司の冬貴であることを知る。清澗寺家の財力と名声を利用するため冬貴を手懐けようと画策する伏見は、無垢な冬貴を抱くが…。純粋であるが故に、淫らに染まる躰に魅せら囚われていく―。有能な男爵家の三男・伏見×伯爵家の美貌の御曹司・冬貴――狂おしいほどの情欲と純愛の、至高のラブロマンスが、豪華三枚組でドラマCD化。清澗寺家シリーズ第四弾!
- 約4時間の大作。それなのに、最後まで聞いてもう一度聞き返したい、聞き返して欲しいと思えます。きっと冬貴の一言が違って聞こえるかもしれません。あんなにも淫蕩な冬貴であるけれど、伏見との関係は至高の愛のような気すらしてきます。互いしか必要としない。そんな破滅をどうにかしようとする伏見なんでしょう。演出も演者も素晴らしかった。小冊子も本当に満足のインタビューと小説です。冬貴が可愛らしくて仕方がありません。 --
- 原作よりもそれぞれの感情が判り易くなっている様に思いました。 --
- 1枚目~3枚目前半が本編の「罪の褥も濡れる夜」で、3枚目後半の40分強が「罪の褥を濡らす愛」という構成。 --
- 義康の耳や頬や唇に冬貴がキスをしながら囁く声が、とんでもなく色っぽくて身悶えた。神谷スゴス……! --
- 3枚組&話重たい&濡れ場の多さという、声優さんにとってはすさまじく大変な作品だったかと思います~。その分、聞いているこちらは映画を見ているような濃密な気分になりました。これは大作! --
- 普通、BLCDは一回エッチが終わったらそこで次のシーンに行きがちですが、このCDは二回戦、三回戦と続いていて、とても大変なCDだと思いました・・・。 --
- とにかく大作だけど、その長さに意味がある作品だと思いました。耽美で特殊な世界観ですが、シナリオが丁寧なので、原作未読でも楽しめると思います。豪華な声優陣の見事な演技、演出、シナリオ、BGM、SEなど、すべてが上手く噛み合って素晴らしい作品になっています。ただ、人によって地雷(輪○、女性が関わる)があるかもしれません。濡れ場は多いのですが、そのすべてに意味があると感じました。 --
- 非常に丁寧に作られている大作。主役二人もさることながら、脇役の三木さんや秋元さんの曲者っぷりで更に物語に厚みが感じられる。個人的に伏見×和貴が好きなので、短いながらも聞けて嬉しかった。 --
- 収録時間と声優の演技、脚本がこんな高水準で完璧に揃うBLCDは希少でしょう。ナレーションとメインキャストをこのレベルで完遂した遊佐浩二が素晴らしい。脇役まで隙を作らずここまでの作品に仕上げたメーカーにも感謝したい。 --
- 4時間近く聞くのに時間がかかるので、聞く方も相当の覚悟w --
- 神谷の声がもろツボww妖艶ww 全体を通して気になったのは、話している声と胸のうちの言葉がどっちがどっちかわかりづらかったのが残念。 --
- 泣きすぎて頭痛が止まらない。BLCDでこんなに泣いたのは久しぶりかも。時代物なのにわかりやすいストーリー、邪魔にならないBGM、何より声優さんの演技。全てにおいて満足。モノローグまで勤めた遊佐さんは本当にお疲れ様でした。長丁場+切ないストーリーのせいで聞いていて体力を消耗するので、自分はしばらくは2回目は聞けそうに無いかも。でもまたいつか聞き返したいな。それにしてもひろしは濡れ場よりも普通の会話のほうが声が色っぽいってどういうことだ。 --
- 脚本や演出、脇の方々の演技もいいのだが、何よりもメインの二人の素晴らしい演技に感動した。神谷さんの冬貴はほとんど本心を語らないが、彼の思いを知ってからもう一度聞き直すと、些細な台詞にも義康への思いが隠れているのがわかる。遊佐さんの義康は、冬貴への愛憎に苦しむところが非常に人間的で真に迫っていた。二人がバランスよく支え合っており、その演技を存分に堪能できた。 --
- 4時間という長さに少し抵抗を感じたが聞いてみると何も気にならなかった!今まで、長い作品というだけで聞き返す気が失せていたのですがこれは気にならず聞けそうです。 --
- 清澗寺シリーズのトリを飾るのに相応しい素晴らしい作品だった。脇を固める声優さん(三木さん、秋元さん、野島さん)達の演技もさすが!思わず聞き入ってしまい、三枚組という長さも全然気にならなかったです。 --
- 演出も声優さんの演技もとても良かったです。難しい時代背景や設定も多いですが、伏見と冬貴、二人の感情描写や葛藤が中心に置かれ、且つCDではお二人の演技の賜物と言いましょうか、わかり易く聞きやすい作りになっていると感じます。長さも気になりませんが、原作ほぼ全て詰め込んだだけあり、他の作品と比べるとずっと伏見のモノローグ、解説の多さ(遊佐さんすきにはたまらないと思いますが)、あとプツプツ話の流れが切られるのも少し気になりました。とはいえここまでの作品はそう無いですし、ここらで集大成と言わずとことん突き詰めて完結まで聞いてみたいと思います。 --
- いいから聞いてみて!と、友人から渡されて聞きましたが、概ね満足しました。このシリーズを聞くには体力が必要ですね。良い意味でぐったりしました。 --
- 伏見のモノローグとセリフの境目が分かりづらかったのは私だけでしょうか。 --
- 満足した以外の感想は言えないくらい良かったです --
- 常識人策士の伏見と淫乱な妖精さん冬貴のすれ違いが切ない。同じ思いを抱いているのに回路と言葉が違うことで犠牲を山ほど作り、恐ろしいまでの時間を費やす。これは本当に大作。抑え目のBGMが非常にありがたい。元服後の神谷さんの演技の変わり身っぷりにため息。遊佐さんは社会人としては確固たる地位を持っているのに内心常に苦悩で満たされない演技を完璧になさっている。三木さんの存在感の不気味さが素晴らしい。しかし、長ぇ長ぇ、ホントに他人の人生に付き合ったような気分になって自分まで伏見と一緒に40代になったような気がしたww --
- 重厚で濃密、大変丁寧に作りこまれた作品です。主役お2人はもちろん、脇役の方々の演技もすばらしく、長編映画を見終わったよう...長い作品ですが、夢中になって聞きました。冬貴(神谷さん)のいじらしさに涙が出ました。CDとしては、ストーリーの流れがスムーズじゃない事と、義康(遊佐さん)のモノローグと台詞の境目がわかりづらかったことが残念でした。でも、それを補って余りある大作です。1.と2.の作品とリンクしている場面があるので、ぜひ、4作品通して聞いていただきたいです。 --
- ストーリー、脚本、演出がすばらしい。脇役の台詞にも重要な含みがあるので、逃さず聞いてほしいです。私は、特に冬貴の妻、嵯峨野綾子の母としての台詞が強烈に印象に残っています。余談ですが、メーカーサイトに出演者の方々のボイスメッセージが掲載されています。主役お2人のコメントと声を聞いていると...この方があの声をやっているのよねえ...となんだか変などきどき感が味わえます(笑) --
- 重厚かつ退廃的な大作。まるで長編映画のように作り込まれた世界観で、音楽や演出の効果で情景が音だけなのによくわかる。独特の硬めの台詞回しの美しさが、役者の素晴らしい演技のおかげで堪能できた。 --
- メインの遊佐さん・神谷さんを始め、三木さん他脇役も演技力のある方達なので聴き入りました。一度二人が離れる時に伏見が愛の告白をする場面や、冬貴が自分の想いを伝えに鎌倉までやってくる場面の二人のやり取りに胸が締め付けられました。感想を言えば切りがないのですが、本当にいい作品だと思います。 --
- 今まで聞いてきたBLCDの中でも一番の濡れ場の多さ!でも1シーン1シーン違った意味合いがあるので決してエロ目的でなくても満足できるのではないだろうか。聞き終わった後は神谷病発症に注意!義康の幼年期@斎賀さんが非常にうれしかった。 --
- 遊佐さん・神谷さんの両者の妖艶な演技に魅了されました。シリーズ中、最も濃いCPだと思うのですが、精神的には純愛で、個人的にそこが堪りません。 --
- シリーズ原作既読。前3作含めて、BGM/SE、共に原作の雰囲気を壊すことなく上手く馴染んでいて、音声だけなのに映像が浮かんでくるようなつくりになっている。演出もすばらしい出来だ。独特な雰囲気をもつ各キャラクターの声もまた、演技の上手さで存分に引き出されている。フリトがない分、余韻を堪能できる。 --
- 役者方の『本気』がビシバシ伝わってきて、就寝前ベッドの中で聴いたにも関わらず、彼らの真に迫る演技に(ストーリー・演出・他諸々含め)眠気どころか目が冴える一方でした。お手軽な作品が少なくない中、きっと後々まで語り継がれるだろうBLCD傑作の一つではないかと強く思う次第。この作品に関わった全ての人に、特に主演の二人に対して心からの敬意と賛辞、そして感謝を。 --
- 前3作でよく見えなかった冬貴と義康の関係がはっきりして気分もすっきりしました。言葉が足らず,なかなか伝わらなかった,じれったい二人に感動。 --
- 伏見の良くも悪くも人間味溢れる面と冬貴の人外なキャラクターの相比を局面で見事にぶつけ合っていました。メイン二人の力量はもちろんですが 、局面ごとのキーパーソンとなる声優さん方の素晴らしい仕事ぶりも必聴です。--
- 個人的に神谷さんの「お前はずるい・・・」のからのくだりは圧巻 --
- このwikiでここまで絶賛されているのは珍しいので聞いてみたが、想像を遙かに凌駕する良作だった。ずっと後になるまでわからない冬貴の本心のせいで、ラストまで聞いたらまた一から聞き直したくなる。BGMなど控えめなのに情景がくっきりと浮かぶ、本当に映画のような作品。一気に聞いたので、聞き終わった後軽いタイムトリップ感を味わった。出会えて本当に良かったと思える作品だと思う。 --
- 久々に完成度の高い作品を聴きました。ストーリーもとても良く3枚組なのにも関わらず聞き入ってしまいました。声優陣にも満足です。特にメインの遊佐さん&神谷さんの演技に圧倒されました。すごい良かったです。立派な純愛作品です!! --
- 制作、キャスト 全てが素晴らしく合致した作品!もう何度リピートしたか分かりません。ドラマCDの、作品として素晴らしいです。BLCDとしてくくるのがもったいないくらい質の良い作品だと思います。遊佐さん、神谷さんの演技が圧巻…! 壮絶、に色っぽい。遊佐さんのモノローグはもう見事としか言い様がない。脇を固める役者陣も素晴らしく、役にぴったりです。特に三木さん最高です!シナリオも演出もBGMも文句なし。買ってまったく損のない作品だと思います。本当に、素晴らしかったです!制作の皆様に感謝。。 --
- 初めてBLCDで号泣しました。冬貴役の神谷さんの声がもろにツボだったのとエロさに期待して購入しましたが、期待以上の作品でした。長いので多少抵抗があったのですが、無駄に長い作品とは違って全てに意味があるものでした。神谷さんと遊佐さんは素晴らしい声優さんだと改めて実感しました。個人的に冬貴が愛おしくてたまりません。もう一度じっくり聞き返したいと思います。 --
- しばらく神谷さんの声が耳から離れませんでした…とくにあの湿ったような、ねっとりした声で「義康」と呼ぶ声が --
- エッチシーン以外は感動しました。どうにも神谷さんの喘ぎが苦手で…でもこの役はこれくらい不気味に薄いほうがいいんでしょうね。 --
- キャストの皆様の演技が素晴らしかった!特に遊佐さん、お疲れ様でした。脚本もしっかりしていて、なんだかその熱意にも泣かされてしまいそうでした。もちろん内容にも感動してないてしまいましたが。 --
- 今まで聴いた中で最高とも言える作品でした。濡れ場の表現も凄いのに下品にならない。そして原作の冬貴の凄艶さをここまで表現できているのも感動しました。遊佐さんの学生から中年男性までの演じわけも凄いとしか言いようがないです。4時間という時間の長さと値段で購入を躊躇っている方は是非買って聴いていただく事をお薦めします。--
- 神谷さんの冬貴は、声、演技共にハマリ役です素晴らしいです。喘ぎもですが、それよりも普通に喋っている声にゾクっとしました。冬貴が豹変するシーンは圧巻。もし今後ありえないけど他の人が演っても聴きたくないくらい。そしてキャスト脚本演出音響どれをとっても素晴らしかった!です。制作の皆様に感謝したくなる作品でした。 --
- シリーズ通して、あえて贅沢を言うと、BLドリーム時代モノとしてももう少し状況描写には細部にこだわって欲しかった。伏見くらいの家の奥様が台所に立ち包丁の音を響かせるなんて有り得ないだろうとひっかかるし、大邸宅で軟禁状態なのに警備がないとか。些細な部分ですが、説明されている立場や身分のわりに実際の状況描写が庶民レベルというアンバランスさに集中しきれない部分がある。 --
- 当時は華族といっても生活レベルはピンキリでしたし、「運良く男爵になった新興華族」レベルの伏見家であれば、女中がいたとしても奥様が料理をしてもおかしくないのでは? 限られた時間の中では、ある程度説明しきれない部分があるのは仕方ないのではないかと思います。 --
- CDの感想じゃないでしょ↑ --
- このシリーズに限らずBLCD原作付き全般に感じる問題だけど、CD化に際して音にするという点での気配りは欲しい。特例的な窮乏状態を家事で表現したいなら、まな板音だけ鳴らして想像力で背景を補えというのは音の仕事としてどうか。CDはどうしても原作をぎりぎりに削るから仕方ないというのはその通りで、仕方ない事として容認はしても聞く側が最初から肯定しちゃいけないのでは。 --
- スローでしっとりとした濡れ場に感動した。聞いて良かった。 --
- 神谷さんの喘ぎが苦手なので濡場の多さが辛かったですがストーリーには引き込まれました。冬貴が何度も読み返していた文のくだりなど先が読める展開も多々ありましたけど・・・ --
- 三木さんて、やっぱり凄い!!ちょっとしか出ていないのに・・・ --