きみがいなけりゃ息もできない 2 きみがいるなら世界の果てでも のバックアップ(No.37)
きみがいなけりゃ息もできない 2 きみがいるなら世界の果てでも
- 原作: 榎田尤利 イラスト: 円陣闇丸? マンガ家シリーズ2
- キャスト: (東海林達彦) 小西克幸×福山潤 (二木了)/ 三木眞一郎 (甘利喜一)/ 松岡由貴? (茜)/ 菅原淳一? (佐伯)/ 吉野裕行 (椎名リツ)/ 立花慎之介 (藤野泉(立花キャンディ)/ 黒田崇矢 (黒田瑞祥)/ 平川大輔 (野迫川藍)/ 高瀬右光 (東海林の兄)/ 安田美和? (鳩子)/ 安達まり? (鏑木)/ 遠藤大輔? (東海林の父)/ 藤本敦子? (東海林の母)/ 上田純子? (二木の母)/ 松嵜麗? (受付嬢)/ 興津和幸 (通行人)
- 発売日: 2010年02月24日 5,250 円
- 収録時間: 70分43秒+71分46秒 2枚組 トークあり(2分41秒)
- 発売元: リブレ出版 キューエッグレーベル CEL-032 / ビーボーイノベルズ
- 脚本: 堀井明子 音楽: 佐藤和郎 マスタリング: 川西広文(東京CDセンター)
- 音響演出: 小川信寛(神南スタジオ) 音楽コーディネーター: 早川治久(早川屋) 音響効果: 小山恭正
- 録音調整: 砂押知弘(神南スタジオ) 録音スタジオ: デルファイサウンド / 神南スタジオ
- 公式予約特典: 特典ノベルブックレット『きみと一緒に温泉に行こうv』
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感想
- 「俺のせいで東海林がダメになっちゃう!?」ルコちゃんという愛称で人気上昇中のマンガ家・二木は、恋人同士となった今も変わらず、いっさいの面倒を東海林に見てもらっていた。お互いそれで良いと思っていたはずの関係だったが、次々と東海林にアクシデントが起きる。さらに高校時代、二木の世話を焼いていた男・甘利が現われ…。きみがいなけりゃ息もできない―そんな二人の行き着く先は?
- フリト小西さん福山さん三木さん吉野さん立花さん黒田さん平川さんで「ぼりゅーみー」リレートーク2分半強。
- 前作に続き、キャスト・脚本共に安定感のある「優等生」的な1枚でした。今回新キャラの甘利@三木さんは原作のイメージぴったりで、メイン2人との声のバランスもとてもよかったです。ただ地文の朗読がかなり多いので、気になり出すと苦手な人は辛いかも。 --
- 原作未読ですが、前回に引き続き満足できる内容でした。前作よりもストーリーにウルウルしちゃいました。漫画家シリーズって事で、これから発売予定3作品のメインになる方々が脇を固めてます。なので、声優陣が豪華♪黒田×平川だけカプで出ているのかな?時間的には短いのですが存在感ばっちり&ストーリーが気になる感じです。今後の漫画家シリーズに大変期待出来ます! --
- 原作未読ですが、後半の超展開に驚きました。脚本の時点で何か削られたのか、原作からああなのか?前作は既聴・原作既読ですが、亡くなった鳩子の詳細が続編で明らかになると思っていたので、またもご都合展開のきっかけにされただけだったことにもやもやします。メインキャストはもちろん、シリーズ展開のお披露目的に出てくるサブキャラも豪華ですので、声優さんの演技を楽しむなら買って損はないと思います。 --
- ルコちゃんの喜怒哀楽テンションの乱高下が激しかった前作に比べると、うだうだぐるぐる。(原作がそういうお話。)しかも二人が離れている時間が長いので、ルコちゃん東海林さんそれぞれが別々にモノローグや説明ナレーションで場面を展開することになって、二人の会話がなかなかなくてちょっとじりじりするかも。だから爽快感やインパクトは前作の方が上、でも2枚組のおかげで最後のカラミは端折られずにしっとりがっちり。←ここを評価したいです。ルコちゃん編はこれで終わりだと思うとなんだかさみしい。小冊子収録のショート作品集もドラマCDにならないかな。 --
- 原作未読。ダメダメで天然で自分中心で、でも傷つきやすく繊細な受け――通常ならこの手のキャラに感情移入しにくい自分ですが、今回は違いました。自分のなかで勝手にぐるぐるして、結果まわりに心配をかける(振り回す?)ルコちゃんを福山さんが好演。周囲からすれば理解しがたいルコちゃんなりの選択や行動が、とてもリアルにそして切なく感じられました。モノローグの比重の大きい作品では、福山さんの力がいかんなく発揮されるかと。前作が少し不得手だったので購入するか迷いましたが、小西さん出演作ということで踏み切りました。前作でちょっとイラッとさせられたのが嘘のように繊細でいい作品だと感じたので、少し得した気分です(笑)。 --
- 原作既読。生活能力がなく駄々っ子な二木は好き嫌いが分かれるキャラだと思いますが、福山さんが上手く演じてくれたおかげでCDでも感情移入することができました。特に福山さんの切ない系のモノローグが素晴らしく、二木の純真さや東海林と離れ離れになって悲しむシーンには思わず涙ぐんでしまいました。小西さんは前作はクールな声でしたが、今回は恋人同士になったのでかなり甘い声で囁いています。恋敵に嫉妬したり、弱気になったり、不機嫌になったりいろんな小西さんの声を堪能できます。小西さんと福山さんは相性が良くて「非常にやりやすい」と全サのフリトでも言ってましたが、二人とも絡む吐息が甘くてとても気持ちよさそうに喘いでます。三木さんも飄々として本心が見えない甘利にイメージぴったりでした。 --
- ルコちゃんも東海林も原作通りで、原作をそのままという原作ファンには嬉しいものに。その分モノローグが長くなるのも原作の地の文が好きな自分としてはそんなに苦にはなりませんでした。みんないい意味で人間らしいなあ、と。苗字でキャスティングか?と思ったゲスト陣もぴったりでした。特に黒田×野迫川の「腹が減ったな」「さっき食べたでしょ」のくだりに爆笑。どこの老夫婦かと。 --
- 前作では気にならなかったのですが、今回のルコちゃんというキャラ、私には耐えられませんでした。聴いていてイライラしてきて、何度か放棄し、再三リベンジを試みたのですが、結局DISC1で挫折。キャストの皆さん素晴らしい演技をされているので、残念です。ルコちゃんみたいなキャラが好きな人、気にならない人には良い作品だと思います。 --
- ↑前の方と全く同じ感想です。途中で腹が立ってきました。ダメダメもいいかげんにしてって感じですかね。東海林がそこまでして二木にこだわるのが理解出来ませんでした。わたし的には好きな声優さんばかりで小西さん×福山さんはとても相性のいいカップリングだと思いますし、三木さんも相変わらずの安定感です。それだけにとても残念です。 --
- 前の方とその前の方と同じで、なんか途中でイライラしてしまいました。前作や原作では感じなかったのですか、音として聞くとダメでした。前作の時みたいに「ドジでかわいいルカちゃん」ではすまなかったですね↓声優さんは とても安定した演技だったと思いますし、小西さんの少し擦れたような声はぐっときました。声優買いというならオッケーだと思います。 --
- なんだか恋人同士というより子育てしてるお父さんな東海林が健気で、そんな役を小西さんが演じてるのがあってるというか前作同様に好きだなと思いました。ルコちゃんみたいな不思議ちゃんも個性だから上の人達みたいにイライラはなかったかなぁ。私も私も!と続く感想のほうがイライラするかも。 --
- 聴いてて確かにイライラします。というかそう感じてるの私だけかな??と思っていたので私だけじゃなかったんだなぁという感じ。途中でなんで東海林はルコちゃんのこと好きなんだろうと疑問になってきます。ルコちゃんはそういう性格だから仕方ないと割り切って聞ける人なら大丈夫だと思います。 --
- ブリ、高音、アホな子などは苦手ですが、この受けは結構好きです。割れ鍋に…という言葉も浮かびますが、なんだかんだでお似合いのカップルだと思います。表面的にはふわふわしたところもありますが、結構リアリティのある物語だと思います(ルコちゃんの性格や生活能力は別ですが)。 --
- ルコちゃんキャラには共感が持てませんが福山さんの演技が素晴らしいので個人的には良かったです。駄目っ子でありながら自分なりには東海林を考え、失敗したり間違った方向へ走ったり健気に頑張る姿は切なくなり正直泣けました。小西さんx福山さんのカップリングは安定感があり息もぴったりなので安心して聞けるし好きです。 --
- わたしはルコちゃん結構好きでした。ルコちゃんみたいな芸術家は一芸に秀でているので、普段はあんな感じの方がちょうどバランスが取れていいのではないでしょうか。声優さんですが、福山さんのトーンが今まで聞いたことのない鼻にかかった可愛いまさにルコちゃん用のお声で、素晴らしかったです。小西福山ペアはさすが抜群の安定感ですね。大満足です。 --
- このシリーズは、ルコちゃんの性格や行動を可愛いと思うかどうかで、まず評価が分かれる作品です。このダメっ子を、福山さんの素晴らしい演技力で聴かせてくれるので、苦手な方にはモロに地雷でしょう。(笑)でも、豪華キャストの声や演技は申し分なくしっかりしているし、ちゃんとほろりとさせてくれるシーンもあり、良作だと思います。個人的には、三木さんの甘利の演技が、当て馬でも味があり過ぎでもっと聴きたかったです。 --
- 福山@ルコちゃんで我慢して聞けた。しかしルコちゃんのダメっぷりは尋常じゃあない・・・他は構わないんですが、甘利に頼るところだけがどうしても許せなかった。当て馬が若干?報われてるのも珍しい。東海林が精神的に崩れていきながらルコちゃんを心配し続けるところが泣ける。私はそんなにイライラしませんでしたが、皆さんがイライラするのもわかる。でも私は東海林の気持ちわかるので・・・;感情移入或いは共感出来るか出来ないかによっては印象変わるかも。 --
- 前作の二木は「俺できないよだから助けて」と東海林に纏わりつく煩いイメージが強かったが、今回は仕事に悩む一人の人間として聴けた。今後出てくる周辺の漫画家たちに興味を抱かせる意味でもうまく作ったなという印象。ルコに共感はできないが、東海林が頑張りルコもまた自分なりに考えて頑張るので、こちらにも感情が伝わり、前作よりも聴き応えを感じた。 --
- 原作既読。他の方がおっしゃるようにルコちゃんに共感できるか否かで感想が全く違うものになってしまうかと思います。自分的には?かな。確かに原作や前作ではかわいいと感じたルコちゃんですが、この作品ではイラっときてしまいますね!どうしてでしょうか?演出のせい?強調しすぎでしょうか。でもご出演の方々の演技はとても素晴らしいです。ガップリングはピッタリですし、三木さんはさすがベテランさんですね。安心して聞けました。 --
- 原作既読。他の方の意見からある程度覚悟して聞いたのですが、ルコちゃんの発言・行動に苦笑するもの、ショックを受けるもの、そして東海林に同情する気持ちこそあれ、別段イライラはしませんでした。それよりも重要なのは、やはり「鳩子」の存在だと感じます。音としてとても丁寧かつ繊細に、「鳩子」が表現され、動いていたと思います。終盤の鳩子を中心にした部分には、展開が分かっているにもかかわらず思わず涙が出ました。 --