手を伸ばして目を閉じないで のバックアップ(No.43)
手を伸ばして目を閉じないで
- 原作: 渡海奈穂 イラスト: 松本ミーコハウス
- キャスト: (明石哲也) 前野智昭×鈴木達央 (樋崎直嗣)/ 咲野俊介? (野宮)/ 細谷佳正 (境)/ 大原崇 (バイト)/ 片貝薫? (樋崎の母)/ 宗矢樹頼? (主治医)/ 森川竜太? (コーチ)/ 谷口祐貴? (上級生)/ 古川玲? (アナウンサー)
- 発売日: 2009年07月24日 3,000 円
- 収録時間: 77分08秒 トークあり
- 通販特典: トークCD(鈴木、前野)約21分
- 発売元: フィフスアベニュー FACA-0048 / 新書館ディアプラス文庫刊
- 脚本: 青嶋みお 音響効果: 野崎博樹(ちゅらサウンド) プロデューサー: 加藤長輝 / 和田京子
- 演出: みさわあやこ 録音調整: 田中直也 音響制作: スタジオマウス 音響制作担当: 入江信子
- ブックレット: 書き下ろしショートストーリー「手を伸ばして目を閉じないで」
- 関連画像(Amazon.co.jp)
感想
- 将来有望な投手だった樋崎は、事故で再起不能となった。以来、無気力な日々を過ごしていた彼は、ある日バイト先で後輩の明石と再会する。樋崎に憧れていたという明石は、大学リーグで活躍する、現役の投手だった。過去を思い出したくない樋崎は明石を冷たくあしらうが、明石は怯まず声をかけてくる。樋崎の頑なな態度に、明石の行動もエスカレートしていき……。
- フリト鈴木さん前野さんで1分半弱。特典フリト司会前野さん鈴木さんで「バイト」「誤解してました」「泣き虫」21分半強。
- 鈴木さんはちょっと低音の無気力系。前野さんは、若々しい張りのある声で年下攻を好演。お話は3分の2くらい息苦しかったけど、その後の解放感と幸福感には一種のカタルシスがあった。(言いすぎかな?)後半のたたみ掛けるような切ない泣けるシーンのあとの絡みがとっても甘くて、異常に満足してしまった。鈴木さんの甘い積極的な受けは相変わらずで良かったけど、前野さんの急にエロセクシーになる感じが、地味にキた。 --
- 事故で生き甲斐を失い日々を虚ろに過ごしていた樋崎を演じる鈴達の淡々とした乾いた声が序盤から印象的。そんな樋崎を放っておけず強引に関わりをもとうとする明石役の前野も押しの強いキャラをハキハキと演じていて、2人とも地に近いトーンのせいか掛け合いが自然に聞こえてストーリーに集中できた。話も聴き応えがあって野球ができない自分には価値がないと思ってた樋崎に明石が今の自分を作ったのは樋崎なんだと自らの存在でそれを否定するシーンが心に残った。エロも数回ありそっちも萌えたし、個人的にはいい作品だなと思った。 --
- 原作未読。鈴木さんには少々食傷気味だったのに、この作品は聞いてよかったです。なんていうか、神演技で何度も泣けました。話がしっかりしてるのもあって、期待以上の作品だと思います。 --
- BLCDで泣いたのは久々でした。痛々しい心境を引きずる主人公と、主人公を何とか立ち直らせようとする後輩の葛藤がもどかしくて切ない。鈴木さんはどんどん演技に磨きがかかっていく気がします。本当にすばらしい演技でした。ブラボーです! --
- 切ないけどいいお話でした。鈴木&前野コンビの息のあった演技は秀逸。特典トークの中でも二人の仲の良さがわかって聞いてて楽しかったです。 --
- 二人の心がすれ違うシーンと伝わるシーンは泣いてしまいました。とても良いお話で登場人物が少ない割りに話の軸がしっかりしていて良かった。前野さんの誠実な演技も鈴木さんの胸に染み込む演技もじーんとしました。トークもじっくり語ってくれて聞き応え充分でした。若干鈴木さんが疲れていたような気がしますが…(笑)。 --
- お互いのモノローグ主体の原作をよくまとめているな、と思った。かなり端折ってるけど、要所で泣ける。気持ちのすれ違いが、二人のセリフの掛け合いで分かる所が秀逸。一回目は話の切なさや途中までの重さに苦しくなったけど、二回目からは聴けば聴くほどいい。いいタイトルだなーと、二回目でしみじみした。 --
- すれ違いがセツナイだけに、気持ちが通じあった後の会話は甘くて良かった。 --
- 非常に面白かったです。主題と恋愛の比率のバランスが取れていて違和感が無い。起伏の激しいキャラクターを見事に演じる鈴木さんは天才的。 --
- キャストそれぞれ役柄にぴったりはまっていた。鈴木さんのキャラはギャップ萌えな・・普段と抱かれてるときとの差が・・・!かわいー!そして前野さん、やはりこういう真っ直ぐな役うまいまぁ。 --
- またしても鈴木さんの神演技にやられる作品。激しい感情をぶつけ合うシーンの気迫はもう演技の域を超えているというか。鈴木さんの演技力のスゴさが発揮されるBLが逆にスゴい、一般作品でこの神っぷり出るのかな?もったいないw前野さんはこういうストレートなキャラをモノにした印象、鈴木さんのキャラの痛々しさと対比されて素晴らしかった。終盤のラブラブになってからがまたヤバいエロさ。恥ずかしさに一度止めるくらいの甘さで2度おいしいCD。 --
- 聞いてみました。キャストに思い入れがないためか鈴木さんのお声で元カリスマ野球プレイヤーは厳しい感じを受けました。怒鳴り合うシーン等違和感。カリスマ的な人の声とはと考えてしまった。他脇キャスト人所々演技がたどたどしい部分有ります。お話しは年下攻めとのすれ違いを楽しむものかなと思う。これまた先が見えてる展開です。フリートークでは主役のお二人が真摯に作品に取り組んでいるのがわかりました。 --
- 実は個人的に初めての鈴木受け。あんまり知らないってか、むしろ前野目当てで聴きました。が、見事にやられた。樋崎のいつもの無気力な声と、怒鳴り声、泣き声の落差に涙腺をやられ、エロい声に顔面崩壊した。おまっ…!!! 前野のちょっと熱血入った後輩もすごいはまり役だったと思う。やっぱこのひとの声好きだわ。 --
- キャストがどんハマリで二人の相性は抜群だ!とゆうことがわかるCD。実力派の二人だったからこその良作CDに。CD聞き終えた後にタイトルを読むとその意味の深さがより響く。 --
- 軽々しく「神演技」を連発するのは興ざめですが、鈴木さんは確かにうまい。まだ若手なのに、聴いているこちらの気持ちをキャラクターに思い切り引き寄せる力を持っている人だと思います。みなさんおっしゃっている通り、前野さんもすごくはまっています。地味な作品だけど良作。ただし、特に序盤あたりの火サスみたいなBGMはどうかと思う。樋崎がイライラしているというだけの場面に、何もあんなサスペンス調の音楽をつけなくたって…(笑) 最後のからみシーン、鈴木さんの喘ぎ声がかわいくて悶えました。同年代で仲のよいふたりだからか、息もぴったり。両名ともに今後がますます楽しみです。 --
- 主役2人の叫び声がいい。モヤモヤを突き抜けて爽快な気分になった。 --
- 久々に聞いてみたら記憶していた以上にいい作品だった。心理描写がなかなか秀逸で演技も申し分ない。ついでにエロも美味しいです。 --
- ↑の方も書き込まれてますが、心理描写が本当に素晴らしかった。2人の言い争う場面では、あまりの自然さに涙さえ出ました。押し倒されて、いきなり好きになる他の作品とは違って本当に自然でした。 --
- 今までたくさんのBLCDを聞いたけど、ぶったたきたくなるぐらいウザい攻は初めて。全体の5分の3ぐらいまでウザさが続くので聞いているのが苦痛だった。イラついて独り言でつっこみいれたのもこの作品が初めて。鈴木さんの演技が最高なだけに余計・・・。まあ18歳(19?)の子供なら仕方ないといったらそれまでなんだけど。 --
- 壮行会のシーンでうるっときた。最後の前野さんがびっくりするくらい色っぽかったです。 --
- よかったです。私も壮行会以降何度もうるっときました。 --
- 原作既読。二人の熱演が光る作品でした。10代の葛藤を丁寧に書いているからこそ和解した時の幸せの感動もひとしお。鈴木さんの意識を持っていかれる反応や前野さんの感情の波を揺さぶれる所はさすがだなと思いました。トークも和やかで良かったです。欲を言えば、その後のお話も聞いてみたい。 --
- 壮行会のシーンでは思わず「良かったなあ良かったなぁ…!」とか思ってしまった。甲子園以降からの二人のラブラブっぷりにはついにヤけてしまう。個人的にエロシーンはあまり自分の好みではなかった。声優さん方の演技は素晴らしかったし心理描写も上手く描かれていて久々に良作だったけれど、何回もリピする気にはなれない…かも。 --
- すごくよかったです!話の流れがリアルにありそうで、自然と感情移入してしまい途中何度も泣いてしまいました。色んなBLCDを聴いてきましたが、こんなに感動させられた作品は初めてです!ストーリーも魅力的ですが、お二人の熱演あってこその完成度だと思います。特に鈴木さんファンの方には彼の色んな演技が聞けるのでお勧めです!両思い後のラブラブな絡みシーンも濃厚で、思わずにやけてしまいました。そういった意味でも大満足です!笑 --
- 途中まで攻がウザすぎて、何度も挫折しかけました。ここでの(特に壮行会シーンの)評価が良かったので、そこに期待して最後まで聞きましたが、後半の良いシーンでも気分がスッキリ回復しないほど前半でのダメージが強かったです。 --