窮鼠はチーズの夢を見る 3 俎上の鯉は二度跳ねる 2 のバックアップ(No.43)


俎上の鯉は二度跳ねる 2 窮鼠はチーズの夢を見る 3

感想

  • 大人気の「窮鼠はチーズの夢を見る」の続編が登場!しかも二か月連続のリリース決定!男性と男性とのアダルト・ラブストーリー。欲望を素直に、感情をあらわにし、ぶつけ合う二人の想いが、時には抉るような言葉でつづられ、心理描写を細かに描いた作品。※性的描写有り
  • 今々瀬との生活をやめ、たまきと日々を過ごす恭一。そんなさなか、たまきの携帯には非通知着信が続き、調査員としてたまきと接触をする今々瀬。今々瀬と恭一、そしてたまきの3者がおりなす微妙で、張りつめた関係のゆくえは…。
  • キャストロール中村さん遊佐さん齋藤さんで一言感想約1分半。ボーナストラックが後に続きます。
  • ×♀・リバありです。苦手な方注意。
  • 原作既読。個人的には、シリーズを通して「会話の間に余裕がなく、ギリギリに詰め込んでいる」という印象が拭えませんでした。元々原作の台詞量が膨大なだけに、演出面で様々な苦労や葛藤があったのでしょうが、欲を言えば「俎上の~」は前後編の2枚ではなく、1枚足して3枚構成にすると丁度良かったのかも…。また、主役二人の再会後における恭一の台詞や病室でのたまきの台詞は、予想よりも「相手に対する優しさ」が滲み出ていて、原作での「相手を冷たく突き放す」ようなイメージとは少し違っていました。しかし、原作を忠実かつ補完要素を盛り込んで表現されている点は勿論、中村さん、遊佐さん、斎藤さんの気迫ある芝居には大変心打たれました。特に、疑心暗鬼で非常に扱いづらい今ヶ瀬を演じた遊佐さんは本当に大変だったろうと思います。レディコミ誌での読者を意識したからこそのリアルな描写がなされたお話と、役者の方々の素晴らしい熱演にエールを贈ります。間違いなく名作です! キャストロールでの中村さんのコメントには…思わずプッと笑わせてもらいました。 -- 2009-12-24 (木) 16:59:41
  • 原作既読。↑がおっしゃったように、確かに急ぎすぎた感はいなめなかったように思いました。ただ原作がしっかりとしていて、役者さんの演技がすごくよかったので満足ではありますが。キャストロールの次のトラック、原作でもお気に入りの一コマなので嬉しかったです。遊佐さんの鬼気迫る演技はさすがですね。 -- 2009-12-24 (木) 21:12:07
  • 急ぎすぎという意見が多いですが、私はあれぐらいが一番いいと思いました。感情的になって話している時にゆっくり掛け合いなんてしませんし、ほのぼのした作品ではなくドロドロした話なのであれ以上ゆっくりだとだらけてしまって作品の雰囲気が壊れてしまうかなと思います。個人的にテンポの良い作品が好きなのでギリギリ詰め込んだ感はシリーズ通して全く感じませんでした。1枚聴くだけでも聴く方も結構しんどいので(笑)1,2通して2枚で丁度いいです。遊佐さんはもうお疲れ様ですとしか言いようがないですねw個人的にCDでは千和さんに感情移入してしまいましたwやはり可愛くて演技もお上手だからだと思います。欲を言えば出演者の作品の感想をもっと聴きたかったのでフリートークを特典でもいので入れてほしかったなと思いました。 -- 2009-12-25 (金) 14:14:55
  • 原作ではたまきはもっと強気でしたたかな感じだったのにこの作品ではいい子過ぎ、今ヶ瀬はよりウザい感じに演出されていて物凄い違和感が残った。演技は皆良かっただけにそれが残念でならない。 -- 2009-12-27 (日) 01:05:30
  • クライマックスのたたみかけるようなセリフのかけあいは緊迫感がでていてすごくよかったです。登場人物の性格や気持ちが原作よりも伝わりやすかったと、私は感じました。大満足です。 -- 2009-12-28 (月) 14:55:44
  • 遊佐さんのキャラが実際に存在したら相当キツイ、情緒不安定が言葉は悪いけど精神病の人レベル。中村さんがキャストロールでおっしゃっていた通り、なんで遊佐キャラに走れるのか不思議(勿論前作からのしっかりとした流れがあるので愛故だとは伝わります)   キャストの演技は勿論、内容もしっかりあるのでこのシリーズはちゃんとドラマとして楽しめます。ノンケが同性と恋愛することにここまで悩みぬく表現がされる作品も珍しいと思いますが、そこがこの作品をよりリアルっぽくしていて、最大の魅力だと思います。 -- 2010-01-01 (金) 00:46:43
  • 原作既読です。中村さんの演技が、少し年齢がいった30過ぎの男の雰囲気が出ていて良いなあと思いました。実は中村さんより恭一のが年齢が上なんですね。意外でした笑 今ヶ瀬役の遊佐さんは、ほんっとうにお疲れさまでしたという感じです。漫画でも今ヶ瀬は相当うざったかったんですが、音声になるとよりうざったいですね!(誉めてますよ?笑) そしてたまきちゃんは音声になるとより可愛くて、キャストロールの中村さんの意見には同意せざるを得ないです。 個人的には恭一の「俺がいてもいなくてもいつか死ぬだろ」の言い方がすごく好きです笑 コントみたいで面白かったです -- 2010-01-03 (日) 23:14:12
  • 自分は女ですが、もし恭一の立場だったら間違いなくたまきを選んでしまうなって思うくらい、斉藤さん演じるたまきが可愛かったです。CDは原作が絵で表現してあるところを音声で表さなければならないぶん、少し説明じみていますが、原作では読み取れなかったことが分かりやすくなっているので、読解力の低い私にとっては嬉しかったです。 BLというより昼ドラにありそうなお話でしたね。 -- 2010-01-04 (月) 13:11:33
  • なんとも壮絶な作品でした。ホントにどうしようもない二人のクサレ縁恋物語を描ききった作者と演じきったキャストに拍手。未読でも面白かったです。 -- 2010-01-05 (火) 17:38:17
  • 一時もホッとできる瞬間が無いくらい、ガラス細工のように脆く不安定な未来しか見えていないのに、それでもそちらを選んだ「恋愛」=「業」の凄まじさ。体力ある時でないと聴けないヘビーな内容でした。演じた役者さん達も達成感を味わった事でしょう。お疲れさまでした。 -- 2010-01-12 (火) 02:24:48
  • なんだかイマガセを選んだ事が腑に落ちないなと感じてしまったのは、遊佐さんのキャラ作りのせいかなと・・・・。少し思った。もうちょっとしっかりした感じ出して欲しかったかな~と。 -- 2010-01-12 (火) 22:29:05
  • 原作未読、窮鼠既聴。窮鼠~がおもしろかったので期待していたが、今回は全員がおそろしいほどうざかった。「うざい」というのがテーマなのかな? だったらねらい通りなんだろうが、こんなめんどくさい関係(男女も男男も)に関する話をがっつりCDで聴くのはきつい!! たまきちゃんもまったくかわいいとは思えなかった。かわいいというより…いわゆる「猛禽」?w 必死で最後まで聴いたけど、絶対リピートしないだろうな。 -- 2010-01-14 (木) 12:53:04
  • 原作既読。最初に聞いた時はちょっと台詞を詰めぎみな印象が。二回目以降は特に気にならず、むしろ恭一と今ヶ瀬の会話の応酬は切迫感があって良い。正直、原作を読んだ時点では今ヶ瀬のあまりにうざい女っぷりのせいか、綺麗に別れた前作のまま終わってて良かったとすら思ったけど、ドラマCDに関しては役者と演出のおかげでシリーズ中一番聞き応えのある話になったと自分は思います。特に斉藤さんのたまきがお気に入りで、「左側でもいいよ」の演技に思わず涙を誘われました…。 -- 2010-01-21 (木) 15:46:43
  • 原作未読。恋愛とは、当人同士以外は全くくだらなく、苛々させられるモノ。その点で今作品シリーズは良作なのでは。今ヶ瀬の情緒不安定さ、恭一の流され侍っぷり、夏生の肉食女子らしさ、そしてたまきの純情さに見え隠れする女の性。作品通して、うざいと感じることは、最高の褒め言葉ではないでしょうか?だって恋愛ってウザイでしょ?そこに行き着くまでの、心狂おしいほどの二人、または三人の気持ちの揺れがよく表わされていたと感じた作品だったし。まさに恋愛ドラマCD と、人に堂々と薦めたい作品だと思った。 -- 2010-01-23 (土) 13:50:58
  • 原作でも『窮鼠~』のほうが好きだったせいか、『俎上~』からは本当に恋愛(特に今々瀬)のウザさ爆発(笑)ドラマCDとして良い出来であることと万人に受け入れられるということはイコールではないと思った作品です。いい出来だけど、多分人を多少は選ぶ作品だと思いますよ。恋愛に楽しいファンタジーを求めてBLCDを聴いているような気がするので、こんな作品はそんな増えて欲しくはないかも。いや、いい出来なんですが。BLファンタジーといわれようとも楽しい夢のある恋愛もののほうが聞いててウキウキしてしまいます。でも、メインキャストの熱演には拍手を贈りたいです。素晴らしかった。斉藤さんも本当にかわいくて「私だったらたまきと幸せになる!」と今ヶ瀬ファンの私でもそう思ってしまいました。 -- 2010-01-27 (水) 18:39:56
  • 今ヶ瀬を女性に置き換えればわりとフツーの話かも。粘着気質が誇張されているのは作劇上必要なアレンジだと思います。遊佐さんはちょっと声を細め高めにすると完璧にオネエっぽくなるので、今ヶ瀬の鬱陶しさは適役でしたね。中村さんもだんだん腹を括っていく過程がわかりやすかった。皆さんに高評価なたまきは、いかにもお話を収束に向かわせるための狂言回しのようで、生身っぽくないなと感じました。設定とシチュ萌えで甘々なBL作品も好きですが、一年に何作かはこういうのも聴きたいです。「俎上~1」と合わせて2009年度のマイベスト盤。 -- 2010-04-17 (土) 21:17:09
  • BLというジャンルでくくるには勿体無い傑作ドラマCDです。アップダウンの激しい今ヶ瀬役を遊佐さんが熱演しており、修羅場で言葉を重ねるテクニックや抑揚のつけ方は鳥肌ものでした。原作では見た目の可愛らしさからいまいち粘着性が伝わらなかった今ヶ瀬というキャラクターが、よりリアルな人物像になって迫ってきます。また、一定のテンションを保ちつつも揺れ動く恭一を演じた中村さんも安定感があり、ストーリーを支える地盤をがっちり固めている感じがしました。原作を補完するような脚本や音楽も良かったと思います。緊迫感のある会話の応酬に思わず力を込めてしまう場面もあるので、聞いていて大変疲れるのですが、それを凌駕する聞き応えがあります。 -- 2010-04-18 (日) 19:14:04
  • つ、疲れた…この疲れはきっとリアルな人間の恋愛にある本質的な部分を耳で聞いている故だと思う。脚本、音響、声優陣の演技どれも皆良く個人的には良作だと思いますがどう考えても万人受けはしません。誰かもいっていましたが『BLCD=ファンタジー』と思って聞くと、かなりしんどくて途中で脱落してしまうので聞く前に構えておくことをオススメします。声優陣の感想をもう少し長く聞きたかったです。 -- 2010-04-23 (金) 03:08:04
  • みなさんの言うとおり、どうして恭一は今ヶ瀬の方に戻ったのかちょっとわかりませんでした。 -- 2010-04-24 (土) 19:35:09
  • 聴き応えのある作品です。リアルに人生や生活と絡んだ恋愛関係のせいか、聴くのに凄いパワーを消費させられました。ボーナストラックの今ヶ瀬と夏生の会話を聴いて、心底ほっとしたくらいです。今ヶ瀬の恭一への執着が怖く、それを演じ切った遊佐さんの演技力に感心しました。また、とことん流され侍だった恭一が葛藤しながらも変わっていく様子の中村さんの演技も素晴らしかったです。しかし、やはりこういう関係や心情には共感出来ない部分も多いと思うので、苦手と感じる方も多いかもしれません。 -- 2010-05-02 (日) 16:48:21
  • 原作既読。1・2を続けて聞きました。『窮鼠』のほうでは中村さんにもっていかれましてが、この『俎上』のほうでは遊佐さんに泣かされました。確かにウザくてどうしようもないけれど、なぜか『窮鼠』のときより可愛く感じられた。逆に、斎藤さん演じるたまきは、あそこまでかわいく真っ直ぐでイイ子だとちょっとグロテスクに感じられて…(すみません、自分の性根が荒んでいるのかも)。なので逆に、恭一が今ヶ瀬を選んだことは不自然には感じませんでした。ラストの恭一のモノローグ、原作でも大好きでしたが、音声で聴くことができて満足です。 -- 2010-06-07 (月) 00:38:19
  • 前作、前々作と通して聞きましたが、どんどん今ヶ瀬が可愛く思えてきました。こんだけドロドロしながらも、まっすぐに大伴を求めてるって、抱きしめてあげたいよ。今ヶ瀬を離したくない、可愛いって思う大伴の気持が解る。たまきは、いい子過ぎて気持悪い。人間臭さが、無い様に思えました。まだ、罵って狂ってしまう今ヶ瀬の方が人間らしくて共感がもてます。最後の2人のやりとりが、すっごく可愛くて、ここまで腹の中を晒して痴話喧嘩する2人が愛しいんですよ。病んでますかね?私。こんな今ヶ瀬を受け止める大伴の器のデカさを最後で気付きました。ただ、このCDを聴くには、かなりのパワーが必要ですので、ご注意ください。声優陣には、「本当にお疲れ様でした。」と言いたいですね。 -- 2010-06-25 (金) 04:18:38
  • あああああもう泣いてしまいました。二人のまごつきに期待して裏切られてイライラして、一週回って最後の言い合いでは笑ってしまいました。たまきちゃんいいこなのにって思ったけど、フリトで演じた斉藤さんが言っていたことが「ありそう」って思え、作品通じてみぞおちにのしかかっていた重たい空気がフワッと消えていきました。とっても面白かったです!中村さんの相手のお願いを了解する時とかの「いいよ」とかそういう台詞がすごくツボにきました。いい声は罪。 -- 2010-07-06 (火) 16:47:36
  • 遊佐さんの「キャーやだぁもうきゃはー★」がすさまじかった… -- 2010-07-23 (金) 22:51:40
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