タナトスの双子 1917 のバックアップ(No.46)


タナトスの双子 1917 タナトスの双子下巻

  • 原作: 和泉桂    イラスト: 高階佑?  タナトスの双子下巻
  • キャスト: (ヴィクトール・イワノヴィチ・カヴェーリン) 森川智之×野島健児 (ユーリ・ドミトリエヴィチ・オルロフ)/(アンドレイ・ニコライエヴィチ・グロトフ) 羽多野渉×近藤隆 (ミハイル・アラモヴィチ・フロムシン)/ 小西克幸 (マクシム・ヴァジリエヴィチ・ラジオノフ)/ 高口公介? (イワン、給仕)/ 吉本泰洋? (アレクサンドル)/ 堂坂晃三? (ボリス、ラジオノフ伯爵)/ 荻野晴朗? (軍事大臣、労働者、貨物係)/ 角田雄二郎? (憲兵A、男)/ 田丸裕臣? (憲兵B、同士C)/ 櫻井理絵? (男の子、女性B)/ 照井春佳? (女性A)
  • 発売日: 2010年11月28日    5,000 円
  • 収録時間: 75分45秒+78分59秒 2枚組    トークなし
  • 予約購入特典: フリートークCD(【キャストトーク】野島&森川、近藤&羽多野【特典トーク】野島&近藤&森川&羽多野)39分26秒
  • 発売元: Atis collection ATIS-060 / 大洋図書SHYノベルズ 刊
  • 脚本: 野中幸人 録音: 佐藤敦
  • 演出・プロデュース: 阿部信行 録音スタジオ:タバック 音響制作: (株)オンリード
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    タナトスの双子 1917  Atis collection

感想

  • 「欲しいのは憎悪だけか……?」オルロフ公爵家の嗣子として、皇帝に仕える近衛師団の大尉として知られていたユーリだが、自らを犠牲にしながらも愛する者の裏切りに遭い、生きる意味を見失っていた。副官のヴィクトールはそんなユーリに屈辱と服従を与え、憎しみを糧に生きることを強要した。一方、生き別れていた双子の兄であり、帝政派の敵であるミハイルは、幼馴染みのアンドレイと共に、ロシアを離れたユーリを追い詰めてゆく!憎しみと裏切りが錯綜するなか、ふたりが手にしたものは……
  • 特典巻末分フリト野島さん森川さん、羽多野さん近藤さんで「怖い」「変わりました」「髑髏のTシャツ」特典分トーク司会森川さん羽多野さん近藤さん野島さんで「12歳」「掛け捨て」「世田谷」「ベン」約39分半。
  • 原作未読。高階祐さんのイラストに惹かれて全くのジャケ買いで1912を聴きましたが、感想は少し不満の残るものでした。しかし、1917でそれは解消されました。1917のラストシーンでの声優さん方の熱演で、心が揺さぶられ涙が出ました。余韻の残る終わり方は、BLでは珍しいと思います。歴史物やシリアス物が好きな方にお勧めです。 -- 2010-11-28 (日) 13:44:35
  • 原作既読です。すごくよかった。聴き終わった後あの選択がなかったら、とかしばらく余韻に浸ってしまいました。愛し合うからこそ憎み合わなければいけない。お互いの心情がすごくつらくて何度も涙が出ました。BLではなかったとしても面白い作品だったと思います。キャストの方々の演技もすばらしかった。私もお勧めしたいです。 -- 2010-11-29 (月) 01:13:24
  • 4人すべての心情が切なくてたまらなかった。ラスト、橋で待つ人のモノローグに号泣。 -- 2010-11-29 (月) 17:28:48
  • 原作既読。キャストの熱演、SE、BGM、シナリオ、何もかもが素晴らしく文句のつけようがない。ここまで重くシリアスな作品を聞いたことはなかったが、とても感動した。音にするのは難しいであろうこの作品をドラマ化した制作に感謝。 -- 2010-11-29 (月) 20:39:22
  • 原作既読。重厚な作品、上質の演技、申し分ないです。ラストのミハイルとユーリの対峙するシーン「さあ、殺しあおう」で一気に涙が出ました。2人が抱えたたくさんの想いを感じさせる演技は素晴らしい。ただ1つ欲を言えば、汽車に乗って亡命するシーンは若干端折りすぎて細かな感情の移ろいが省略されてしまい残念でした。でも総じて完成度の高い作品です。買って損はないでしょう!-- 2010-11-29 (月) 21:57:58
  • うーん、面白い作品だったとは思いますしシリアスな中に萌え所もちょこちょこあったんですけどラストがどうのこうのじゃなくてなぜかストーリーに入り込めなかったので切なさが半減。双子だから視点がユーリになったりミハエルになったりするからでしょうか。キャラクターも多い為1人1人の性格を深く掘り下げてないからかもですがシリアスにしては気持ちが入っていかなかったです。若干ヴィクトール×ユーリよりの印象も受けました。感情の起伏が分かりにくい場面もありましたが話の題材は面白いです。最後まで気になって仕方ない構成は素晴らしかったです。 -- 2010-11-30 (火) 05:03:14
  • ↑もとからこの物語はヴィクトール×ユーリですが…? -- 2010-11-30 (火) 08:06:46
  • ↑ヴィクトール×ユーリ側の話に重点が置かれていた、という意味でしょう。 原作未読、大変楽しめた。橋で待つモノローグが気持ちのいい余韻を残すラストだが、フリトでやたらと続編の話を出すのは?。これで綺麗に完結したと思ったのだが。出ても蛇足にしかならないと思う。 -- 2010-11-30 (火) 10:26:52
  • 未読なのに予想以上にあっさり聴ける不思議な感覚。よく練られたドラマだと思う。一部シーンの迫力は戦争軍人物映画のよう。1で不足を感じた双子成分、2ではちゃんとあった。個人的にはこの落ちは好き。 -- 2010-12-03 (金) 11:28:55
  • 西洋時代もの・シリアス・声優さんの本気の演技というキーワードに惹かれるなら買って損なし。野島さんの喘ぎも非常にエロいのでそっち方面もいいですし。しかし野島さんは本当に演技がお上手。声のトーンが相手や場面によって絶妙に使い分けられる稀有な名優さんです。森川さんの酷薄で自虐的な演技も神。 -- 2010-12-03 (金) 15:05:11
  • シリアスな感想の中申し訳ないのですが69シーンと野島さん森川さん個別フェラがシーンが結構長くてすっごいエロくて萌えました。どちらかのファンならおしゃぶりCDとして、永久保存版。 -- 2010-12-05 (日) 04:48:47
  • 正直、設定の細かいところには?もあったり、いまいちミハエルに共感できなかったり…。手放しで賞賛はできませんが、題材は非常に面白く、良い作品だと思います。そして、各声優さんが素晴らしい演技をされています。亡命シーンも良かったですが、ラストの、ユーリとミハエルの対峙シーンの完成度は素晴らしかったです。野島線背筋がぞくっとしました。 -- 2010-12-05 (日) 19:53:51
  • 原作既読 革命に亡命に秘密警察などキーワードはヘビー 生きるために憎しみを与え、その身を蘇らせるというヴィクトールの歪んだ愛情、冷徹さを、森川さんは見事演じきっていました、さすが帝王!反発を覚えつつもその力に屈服していく野島弟も、良かった そしてノジの喘ぎも、森川さんの攻め喘ぎも、エロかった・・・羽多野×隆が霞むほどに、エロかった…(大事な事なので2回云いました)ラスト、運命に身を委ねた双子の対峙シーンでの、隆と野島弟の迫真の演技に震えが・・・ヴィクトール(森川氏)のモノローグエンディングがやるせなさすぎて号泣 -- 2010-12-05 (日) 20:45:55
  • 原作未読。結末は知っていたので、正直最後まで聞くのは辛かったけど、声優さんの演技力、素晴らしいBGMと演出に助けられました。森川さん演じるウ゛ィクトールの歪みっぷりも、それに反した一途さも、攻め喘ぎも(笑)さすが帝王!な演技でした。惚れます。そして、また野島さん…本当に卓越してらっしゃる。初めてを奪われるシーンや屈服するシーン、69を強要されるシーンは悶えてリピってしまいます。上手すぎ、可愛いすぎます…。でも濡れ場だけじゃなくて、ミハイルに向けた複雑な愛憎や、ウ゛ィクトールへの態度の変化、何よりラストの双子が向き合うシーンは真に迫り、鳥肌ものでした。野島さんも近藤さんも素晴らしくて(演技というより、キャラクターが「生きている」と感じたほど)、それゆえに胸が苦しくなりました。BLだけじゃなくて、ドラマとしても重厚で良かったと思います。アンドレイは前半よりは出番があったのですが、森川×野島に持って行かれました。小西さんは結局回想で二言くらいしか台詞がなかったように記憶しています。最後の森川さんのウ゛ィクトールの語りがもう切なすぎて(涙)。あとを引く読後感が素晴らしい作品だと思うので、私は続編は不要かな。 -- 2010-12-06 (月) 02:41:29
  • 原作未読。個人的な事で恐縮ですが、世界史が苦手&題材が重っ苦しいので原作は今後も未読の予定ですが、CDで上手く端折ってまとめてくれていたので、とても聞きやすかったです。もちろん物語の背景も大切なんですが、それをクドクドされるとリピ率が下がってしまうので、私のようなリスナーには是非オススメしたい作品。今年唯一泣けるCDでした。 -- 2010-12-07 (火) 14:25:39
  • 未読。こういう作品はまあ、やっぱり泣けますね。前作でもユーリの薄幸っぷりを野島さんが好演されてて感動しましたが今作もそれを上回る迫力。難しいであろう様々なシーンを丁寧に演じられていて感動します。ドラマチックなラストシーンは少々古き良き少女マンガを思わせますがあれはあれで綺麗にオトしていて良いと思いました。泣けます。BLシーンも良質だしじっくりと聴き込みたい人にお勧めの作品。 -- 2010-12-09 (木) 23:28:28
  • 最後のヴィクトールのモノローグで『罪な約束』を思い出した。なかなか良作だが終りがやや唐突感。同作者の清澗寺シリーズでもそうだが、野島さんは不幸な受が本当にお上手。森川さんもさすがの安定した演技で素晴らしい。キャスト面でもミハイル組よりユーリ組に耳がいってしまう。-- 2010-12-12 (日) 23:37:24
  • まず、BLCDでこの作品ほどクオリティーが高いものは真面目に初めてです。キャスト、BGM、SE、そしてやはり一番凄かったのが脚本。上(1912)のコメントでミハイルに感情移入しにくいとありましたが、下(1917)でそれはちゃんとできたと個人的に思います。とにかく、設定もそうですが、とても高級感のある作品です。絶対おすすめします。 -- 2010-12-14 (火) 12:23:15
  • 原作既読。好きな原作だったので、こんなに素晴らしく作ってもらって大変満足しています。個人的にはユーリ組が好きなので、ヴィクトールに対するユーリの感情の移り変わりを野島さんがとてもうまく表現してくれていたのが良かったです。 -- 2010-12-22 (水) 02:57:28
  • 無理矢理ヴィクトールに犯される受けの野島さんもイイけど、結ばれてからのエッチが大変エロかった。69萌え。 -- 2010-12-24 (金) 01:15:03
  • 原作既読。(ラストバレ部分裏に)
    キャストの皆さんはどなたも素晴らしい演技でしたが、野島さんはこの作品で更に成長された気がします。薄幸なキャラは鉄板ですが、軍人としての強さを併せ持ったユーリを見事に演じておられました。絡みの演技も一皮剥けたように感じましたし、双子の対峙のシーンも迫力があって素晴らしかった。個人的には、昨年発売の作品の中で上位3位以内に入る力作だと思ってます。今年もぜひ、このような良い作品に出会いたいものです。 -- 2011-01-04 (火) 06:41:02
  • 上の情報に激感謝。完全に悲劇endと認識していました。どうしてもセリフに集中しますから音の演出聞き取りが特に初回は手薄になります。その辺の細かいところを二度目以降はじっくり聞くといいですね。 -- 2011-01-04 (火) 10:43:59
  • これは上質な文学作品です。切なすぎて涙が止まらない。。。 -- 2011-01-15 (土) 23:12:48
  • 原作未読。前作を聴いたあとまでは役者陣の演技も音作りの雰囲気もよく「すわ、名作か」と期待したものの、肝心のラストでコケた印象が残った。このラストへ持っていくにはキャラの説得力やエピソードやらが足りなかった気がする。前作でハードルが上がりすぎたかも。あえて真剣には突っ込まず退廃的な雰囲気に浸れ、役者陣の熱演を堪能できたので費用対効果は高いと思う。 -- 2011-01-20 (木) 07:13:19
  • 原作未読。上下既聴。中心の5人の声優様&阿部さんの力量が年々上がってきていて、その集大成を見せ付けられたような作品。とにかく全てにおいてスゴイ!!例えこの作品が映像化されても、このCDの臨場感に勝ることはできないと思う。絶対聞いて!! -- 2011-01-24 (月) 03:09:30
  • 原作未読。1912、1917通して最後まで聴き終えるのに数ヶ月かかってしまいました。精神的に余裕のある時にしかリピート出来ない。お話の内容としては革命と言う激動の時代や運命に翻弄される双子の話。印象としては「人を羨む事や憎む事」では道は閉ざされるって事。キャストの皆様並びに演出、音響、全てが丁寧に作られている作品ですが、個人的には韓国ドラマの苦手な私には「あ~~疲れた」とか感じてしまって・・・「事故」「記憶喪失」「兄弟」「貧富の差」「愛憎」キーになる人物の死亡、等、昨今の韓国ドラマと同じシチュエーションで萎えてしまいました。「死ねば悲しむ人間が居る」と言いながら、ラストのあの選択をする双子に幻滅。最後まで「双子の世界」でしか生きられなかったんだな~と脱力でした。 -- 2011-01-30 (日) 14:39:01
  • 原作未読の方は特に、ラストを誤解してらっしゃる方がいますね。…ということはヴィクトールのモノローグで聞こえにくくなってる足音など、聴いている側に伝わるような演出が必要だったということではないでしょうか。 -- 2011-01-30 (日) 15:57:18
  • 何度も聴いているのにトラック3から涙が止まらない。何度も聴くに堪えうるドラマって結構珍しいと思う。 -- 2011-03-24 (木) 00:30:41
  • 対照的な双子と言うか、叫び合うシーンでは「双子似てない!」って思うのにそこから「まるで鏡」「双子だからね」とくるのがグッときます。ラストの森川さんのモノローグは流石。 -- 2011-05-01 (日) 14:53:25
  • まだこの作品が双子死亡エンドで悲劇だと思ってる方がいらっしゃるようですので、少しヒントを。森川氏モノローグに隠れて聞こえにくいのですが『足音』です。9個上のコメントで「(ラストバレ部分裏に)」と編集されていますが、裏の意味が分かりにくいです。同様に分からない方が多いと思われます。よって、勘違いしたまま、悲劇だの死亡エンドだのというコメントも出てくるのだと思います。ネタバレといっても全てを明かすわけで無し、勘違いしたままの方への救済策としてこのラストの足音部分についてはそのままコメントを残して頂きたかった。ちなみに「裏」とは上の『感想』横のエンピツマークをクリックして出てくる編集画面です。そこにネタバレ部分が記載されています。 -- 2011-05-01 (日) 16:34:34
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