抱かれてから始まる恋 ~叶斗編~

Last-modified: 2020-01-03 (金) 21:09:20

製品情報

 
 

レビュー

  • 高校のバスケ部だった叶斗とマネージャーだった私。部活の仲間は、10年経った今でもよく遊びに行くほど仲がいい。けど私はみんなにひとつだけ秘密にしていることがある。
    私は叶斗が好きだった……ずっと、ずっと。彼は私の事を異性として見てくれない。大切な仲間のひとりだから。私もそんなことをおくびにも出すことはなかった。
    いつも近くにいるのに、手を伸ばせば届く距離にいるのに、私は自分の想いをひたすら隠して生きてきた。初めて彼とふたりきりで飲む機会があった。お酒が入ったこともあり、彼への気持ちが昂る。
    そして私は嘘をつく。「終電逃して帰れないや……泊めてくれない……かな?」
    彼の家に着くと今迄塞き止めていた気持ちが涙と共に溢れ出る。そして、彼にこう言う。「何も言わないで一度だけ抱いてほしい……」たった一度だけ。そうしたら、またいつもの〝仲間”に戻るから。
    優しい彼を困らせてしまうことはわかっていた。でももう私の心は限界だった――。
  • キャラクター:池添 叶斗(いけぞえ かなと)
    26歳/インテリアショップ店長。
    バスケでセンターを任されていたほど長身。体育会系だが暑苦しくない程度に熱い男。高校時代のバスケ部の仲間をとても大切にしている。
    世話好きで、面倒見がとてもいい優しい人。
    意外に真面目なので物事を軽く受け流すことができずひとり悩んでしまうのが欠点。
    浮気や不倫など、ふしだらなことが大嫌い。
    ヒロインのことも大切な友達の一人という認識で、彼氏がいない時は信頼できる会社の同僚を紹介したり、自分に彼女ができたらヒロインに必ず紹介していた。
    現在彼女はいない。
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