子別れ - 座布団3 寒也編 -

Last-modified: 2019-12-27 (金) 17:45:02

子別れ - 座布団3 寒也編 -

  • 原作: 剛しいら    イラスト: 山田ユギ
  • キャスト: (寒也) 神谷浩史×山口勝平 (森野要/山九亭感謝)/ 三木眞一郎 (山九亭初助)/ 越田直樹? (おば九)/ 佐藤雄大 (櫻二)/ 植竹香菜? (ひろのり)/ 伝坂勉? (寒也父)/ 松本忍? (小野)/ 赤羽根健治 (店主)/ 佐野マリア? (仲居)/ 吉開清人? (青年)
  • 発売日: 2010年05月27日    3,000 円
  • 収録時間: 79分23秒    トークなし
  • 初回封入特典: キャストコメント&フリートークCD 31分58秒
  • 発売元: モモアンドグレープスカンパニー BJCA-0152 キャラモモ / 光風社出版 クリスタル文庫
  • 脚本: 紅郎 音響制作: スタジオマウス スタジオ: スタジオマウス
  • 演出: みさわあやこ 音響効果: ちゅらさうんど 録音・調整: 田中直也
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    TRACK LIST

    TRACK LIST
    (1)演目「子別れ」
    (2)子別れ・其の一
    (3)子別れ・其の二
    (4)子別れ・其の参
    (5)子別れ・其の四 
    ※〈初回のみCD付 内容:フリートークCD〉

感想

  • 落語家・山九亭感謝は鯉のぼりを見ると思いだす出来事がある。まだ師匠である初助が生きていたころ、恋人である寒也と揉めたことを――。初助師匠とは反対に、互いに一人の男と一生を添い遂げる生き方を選んだ要と寒也は、初助の生涯を想う。大好評座布団シリーズの三作目!寒也を主役とした「子別れ」をCD化!!
  • 特典リレートーク司会神谷さん佐野さん吉開さん赤羽根さん佐藤さん越田さん植竹さん伝坂さん松本さん三木さん山口さんで「喜久ちゃん」「帰れー」「天狗」「嘘も方便」9分弱。フリト司会神谷さん別録の三木さん山口さんでテーマトーク約23分。
  • 原作未読。寒也メインの話ということでしたが、モノローグは要。言われなけれ寒也メインとは思わない程度のセリフ量でした。あと寒也の落語シーンはありません。要と初助は少し。シリーズ1、2と比べると要と寒也の関係が多く描かれている分、BLCDっぽさはではシリーズで1番。シリーズ通して聴いていないと分らないネタがあります。 -- 2010-05-27 (木) 00:11:14
  • 原作未読(再販希望)上手い落語家の落語を聞く様に勝平さんの芸を堪能する1枚。40代と20代へのシーン切り替え時も自然で違和感なく、どちらの年代も年相応の声で演じ分けられてます。あと三木さんの初助役の上達っぷりも凄い。1で感じた物足りなさは欠片もなく役を掴んでました、まさに初助師匠でした。師匠の出番は結構あるので初助&三木ファンは聞いておいて損はないと思う。神谷さんに関しては製作側のキャスティングミス。話は勝平さんにつられて涙ぐんだシーンが幾つか、子供が健気で嫌味なく可愛い。初助と要の関係の表現もいい。脱力したBGMが一箇所。キャストコメントは最近珍しく女性や端役も交えて和気藹々。フリトはメイン3人ですが三木さん別録。 -- 2010-05-28 (金) 09:37:18
  • 寒也と要の一悶着のお話。要視点ながら、言葉の裏に隠された感情を皆さんが絶妙に表現されているので人間ドラマとしての完成度が高いのではないでしょうか。 -- 2010-05-31 (月) 23:03:45
  • 原作未読。神谷さんは役の幅を広げていこうとしている途上にあるという印象を持った(年齢的に、これまでの高めでつやのある声に限界があるという面もあるとは思うが)。やや低めでざらついたような声は寒也に合っているし、役作りも頑張っていて、繊細に演じていたと思う。が、20代(?30代かも?)のシーンから40代に戻るところで、ほとんど差が出ていない。20代の役作りが今の神谷さんにとってギリギリ出せる線なのだと思う。「5年後、10年後ならきっと素晴らしかった」という意見に同意。山口さんが苦もなく20代と40代を表現しきっているので、よけいに「背伸び」が際立ってしまう印象。物語の世界観まるごとを大事にしたい人にはミスキャストかもしれないが、神谷ファンには彼のこれからが楽しみになる作品かも。個人的には三木さんの落語のシーンがやや消化不良。下手とは言わないが、絶賛されるほどかな?と思ってしまう。が、神谷さん、三木さんとも「欲を言えば」というレベルの話であって、全体としては聴き応えのある作品になっていると思う。直截的な絡みのシーンはそれほど多く&濃くないが、物語を貫いているテーマはBLの真髄という感じ。軽い話ではないが、声優さん(とくに山口さん)の演技が温かく軽やかなので、深刻になりすぎず、バランスがいい。 -- 2010-06-01 (火) 04:22:09
  • 原作未読。シリーズは全て聴きましたが、やはり今作は一番BLらしさが出ていたと思います。その上でストーリーが重過ぎず軽過ぎず展開されていて非常に良作でした。勝平さんの演技は申し分ない、圧倒されっぱなしでした。神谷さんはすごく健闘されていたと感じました、ただ1作目とは大分離れたというか役作りに変化が見られたように思いますね。しかし勝平さんとの喧嘩や、電話越しの応答などは印象深かったです。三木さんは別録りだったようですが、初助師匠そのものとなってて素晴らしかったと思います。また3人とも作品に対する思い入れが深いようで好印象でした。フリートークは神谷さん司会で出演者皆さんが楽しげで、本編だけでなくフリートークまで楽しめました。続編はあるのかどうか微妙みたいですが、神谷さんの成長とシナリオに期待ですね。 -- 2010-06-05 (土) 01:15:29
  • 濃厚な絡みなどを求める方にはスルー推奨ですが粋な世界を味わえる素敵なシリーズでした。勝平さんは要に素晴らしくはまってましたしお上手でした。ただ神谷さんはやっぱり違ったかなあ。要、初助、寺田、正直全部意外な配役でしたが恐ろしいほどはまってました。それだけに寒也だけなぜこうも大外ししたのか。がたいよく可愛い男の子に目がないバリタチで男臭い人情家の植木職人、寒也。神谷声の持つイメージの全てが真逆で神演技をしようとも乗り越えられないでしょう。勝平さんと神谷さんでは体格差や二人の性格のコントラスト等イメージわかず本当に残念。演技力では乗り越え難いイメージの恐ろしさよ。ところで三木さんの初助に一作目は難癖つけ抵抗してましたが、二作目で陥落し、三作目で惚れてしまいました。三木さんで初助の同人誌の話もやって欲しいけど無理だろうなあ。 -- 2010-06-09 (水) 02:50:15
  • どこかでも書かれていたが、三木さんの落語、音の生かし場所を間違ってると思う。男パートの部分を多めに生かしても…。単純に落語に関して言えば、山口さんも三木さんも声優さんとしてはものすごく上手なんだと思うが、非常に健全な持ち味の感謝さんを演じる山口さんに比べて、作中で絶賛される立場な分、三木さんは分が悪いかな。いわゆる褒め殺しな印象です。 -- 2010-06-12 (土) 09:05:33
  • それを本職にしている方でさえ名人と呼ばれるには長年の歳月が必要なので、正直ドラマCDでそれを求めるのはいかがなものかと...。そこは割り引いて考えてキャラ部分の表現を楽しんだほうがこのCDをうまく楽しめると思います。あまり求めすぎては役者さんにも酷ですし、せっかくのドラマ部分を楽しめずに終わってしまって損だと思います。 -- 2010-06-12 (土) 14:13:48
  • この作品は、純粋にBL作品として聞いた方がいいかと思います。決して落語CDではありませんから。主人公達の生き方を楽しんで聞いた方が楽しめます。 -- 2010-06-17 (木) 14:21:41
  • 個人的には、落語についての知識が無いせいか落語シーンには全く不満無く、この世界にしっかり浸る事が出来てとても楽しく聴けました。キャストの違和感も特にありませんでした。言葉の芸の中で生きている人間ならではの、様々な言葉遊びや表現が盛り込まれていて聴き応えがあります。その言葉の向こうに、それぞれの人生が見えてくるようでした。落語やキャストの先入観なしで聴くのをお勧めします。 -- 2010-06-17 (木) 14:25:42
  • 独特な題材でどうかと思ったのですが面白かったです。神谷さんの男臭さを感じさせる演技が新鮮でした。 -- 2010-07-10 (土) 22:17:03
  • 神谷さんのファンなので敢えて言わせていただくが、冒頭の40代の寒也の声に無理がありすぎた。1,2と聴いてきて、手厳しいレビューも見受けられたが個人的には許容範囲だったが、今回は流石にw神谷さんが悪いのではなく配役が最初から無理だったのか。。。寒也と分かれてからの要に対する初助のやさしい声に泣いた。なんか本当に「母」と「娘」みたい。私も落語のことは全く分からないので三木さんの演技について良いか悪いか見当もつかないが、あくまで声優さんが「噺家を演ずる」要素があるBL作品なのだから本業の方を脅かすまでのレベルを要求するほうが無茶だと思う。声優陣がこの作品を好まれるのも良く分かる。続編が出たら嬉しい。 -- 2010-07-13 (火) 14:51:20
  • 寺田の女房になりたかった初助と、寒也の女房になれないと言う要。初助と要では寂しさを感じる点も違う。2人がうまいこと対になっていて、だれずに色んな人間の感情が楽しめる。この寒也編で神谷さんがしっくりきた。2が閉じた世界が構築された濃厚な作りに感じた分、3では子どもが絡んだ結果2人が生き方を確信していく様を眺める作りでよく纏まったなあと思った。 -- 2010-10-13 (水) 16:29:52
  • 流石勝平さん前作に続きよかった -- 2011-04-13 (水) 06:02:13
  • 3作聞いて、原作を読み、もう1度聞き返しておもいましたが、勝平さんは初回から役を自分の物として本当によかった、勝平さんのためにこの役があるようで、代表作となってもおかしくない。三木さんの初助は初回は『無難にまとめてきたな』という感じでしたが、勝平さんの仕上がりに合わせてか引きずられてか2回目以降は見違えるようで、ありがちなオトコ好きからぐっと深くなった。残念まのは、神谷さん。寒也は少し鈍感な所があり(悋気の火の玉のくだり)ずるい所もありながら、一途なやさしい要にとってはかわいい男なんだとおもうが、神谷さんからは、一途なやさしさしか感じられない。負の部分や挫折を知った上でのやさしさとは思えない。もう少しキャリアのある方で聞きたかった。お二人が深く掘り下げて演技されているので、初助と要のお話に寒也は添え物のようになってしまい残念。神谷さんに辛口になってしまたが、受けをされている作品は良いものも多いので演技力のある方だと思います。ぜひ他にもこのお話のエピソードが原作にはあるのでそとらもCD化してほしい(キャリアのふえた神谷さんに注目したい) -- 2011-09-29 (木) 22:20:22
  • シリーズ通して萌えというよりしっかりと面白い!要も初助も性格が男らしいわけではないのに、人生を男として生まれ生きてきたのだと端々で感じさせられる。脳の芯がちゃんと男だし積み重ねた人生も伝わる。山口さんが話が骨太だとおっしゃったのも納得。BLだけどBLだけではない力強さと面白さがある。キャストの皆さんがまた素晴らしい!まるでキャラが実在するかのように感じられ生き生きと魅力的。原作も買ったが馴れ初めらへんはともかく後半はかなり面白かったので是非CDで聴きたい。基本原作主義なのでこんなに声で続きを聴きたいと思うBLは初めてかも。 -- 2011-10-03 (月) 22:42:41
  • あくまでドラマCD としては出来がいいと思います。声優さんは他の芸ごとでも完璧に演じられなければならない、なんて要求が高くなるのは、みなさんそれなりに実力があるからではないでしょうか。限られた時間の中でなるべくそれなりに聞こえるように相当努力されていると思います。個人的にはとても楽しめましたし感動しました。 -- 2012-06-04 (月) 16:43:32
  • 3作目もとても面白かったです。寒也は挿絵の雰囲気とどうしても合わない印象は拭えませんでしたが優しい雰囲気はでてました。勝平さん自身が言われるようにライフワークにしてほしいくらいの作品です。三木さんも同じく。余談ですがトークにでてたホークスタウン、単なるショッピングモールでテーマパークではありません(笑)映画館がありますがいつもすいてるし、お台場とかのほうがよっぽどお客さんが多いと思われます。多分野球観戦の人が素通りする人数がカウントされてるんでしょうが…地元人でも「ええ!?」ってかんじです -- 2012-10-18 (木) 21:28:54
  • 実はいちばん聞き返してる一枚。寒也は原作の寒也とは違う人だと一作目で思ったので、特に何も感じなかった。こちらの評価は勝平さん三木さんがあまりにも原作のイメージ通りに仕上げてきた煽りを食った形で、やや気の毒かも。皆さん芝居が磨き抜かれていて話のテンポもいいし、2みたいに泣かされて体力も削られないので、ついつい何度も聞いてしまいます。 -- 2013-09-17 (火) 17:45:50
  • 勝平さん、三木眞さんがあまりにもパーフェクト過ぎて色んな意味で勿体無い作品。クリアで張りのある声の神谷さんは40代を演じるにはミスキャスト、とか神谷さんの演技プラン失敗・・・というよりも、こういった媒体は特に、「”反応”が水準達すれば続編を出すかもしれない」的スタンスなので、1本1本でストーリーが完結しない作品である以上はその時点で失敗なのかなと思います。最低ライン、話の内容的にここまでは必ず出す!という作りであれば、寒也には神谷さんはキャスティングされなかったのではないでしょうか。そんな中頑張られた神谷さんなので、確かに物凄~~~く無理がありましたが、この素晴らしい作品に拍手を送りたいと思います。 -- 2013-11-15 (金) 15:33:42
  • 原作未読。40代を演じるにあたって神谷頑張ってる。精一杯頑張ってる。なるべく低音ダミ声だそうと・・・。最初からイラストと合ってなかったもんな。神谷は好きじゃないけど努力は伝わった。出来は凄く好きです。いい話で素晴らしいキャスト。三木さんが(スタッフに?)次があるか聞いたら「濁った答えが返ってきた」らしいから、出ないってことは売上厳しかったのかなぁ。勿体ない。演者にとっても印象深い作品になってるのがわかる。聞いてる方にとっても名作。 -- 2014-11-26 (水) 01:57:31
  • 既読組再聴。落語CDではないので全巻通して落語部分は及第点に至らず。あくまでも劇中劇。未読で落語を聞かない人向けの職業BL。原作は名作なんですがね。。ドク×ボク/犬を演じるを持っているからこそ塩沢さんで聴いてみたかった。 -- 2014-11-26 (水) 23:23:23
  • 数年ぶりに再聴しました。自分が歳をとったのもあり、深みのある脚本がすばらしく聞き応えあるBLCDに震えます。勝平さんのファンじゃないけど、勝平さんの演技力はすごいですね、惹きこまれました、三木さんも噺家としてのシーンが厚みがあってすごいなぁの一言、最近ライト作品ばかりCDになるので、これは最近のCDしかしらない人にも聞いてもらいたい。あと気になるんだけど↑の人何度も他の人の名前出してますけど、3までシリーズで出てるのに失礼だと思う、名前出されてる故人も迷惑ですよ、そういうことは自分のブログにでも書いて欲しい -- 2016-12-11 (日) 17:14:20 --この件(声優さん含む)詳細は1の2つ目に[公式]で進んでいたことを記しています。
  • 原作未読。面白かった。これはぜひ1~3全て聴いて欲しい作品。もちろんストーリーも良いですが、三木さん、山口さんの演技がとにかく素晴らしい。聴き始めるとすぐにこの世界に引き込まれます。 -- 2018-06-14 (木) 07:44:05
  • とにかく勝平さんの演技に魅了された。本当に実力のある声優さんってこんなに凄いのかと驚愕した。 素晴らしい作品にただただ感謝しかありません。 -- 2019-12-27 (金) 17:45:02
 
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